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 2012-04- 

「論究日本文學」バックナンバー目次(第65号) 

第65号(1996年12月)

『こころ』解釈をめぐる疑義―「差異化」という視点― 浅田隆
〈秀しげ子〉のためにⅠ―芥川龍之介との邂逅以前― 中田睦美
岡本かの子「金魚撩乱」成立考 外村彰
『異本義経記』の構成 山本淳
田辺福麻呂の行路死人歌―「見る」と「共感」 渡部亮一
〔書評〕宮岡薫著『古代歌謡の展開』 真下厚
〔書評〕瀧本和成著『森鴎外 現代小説の世界』 松村洋
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「論究日本文學」バックナンバー目次(第64号) 

第64号(1996年5月)

柏木の「身」意識について 神田洋
『平家物語』の受容と変容
   ―『平家物語評判秘伝抄』「伝」の部を中心として―
堀竹忠晃
『とはずがたり』構想論―夢の記録をめぐって― 藤井佐美
芥川龍之介「羅生門」論―老婆の勝利で終わる物語― 許南薫
九州地方の「見ロー」「起きロー」などの言い方について
   ―『口語法調査報告書』からの検討―
彦坂佳宣
〔書評〕中村史著『日本霊異記と唱導』 山口敦史
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「論究日本文學」バックナンバー目次(第63号) 

第63号(1996年1月)

『保元物語』幼息最期譚及び北の方入水譚の様相
   ―青墓長者一族の最期譚として―
山口泰子
芥川龍之介「地獄変」試論―大殿の運命― 田村修一
濱田隼雄『南方移民村』論 黄振原
放浪・自己語り・女性―近代女性文学と語る欲望(1)― 中川成美
「古典はおもしろい」―中学二年生の授業より― 九野里信夫
〔書評〕前芝憲一著『仮名草子――混沌の視角――』 常吉幸子
〔書評〕友田悦生著『初期芥川龍之介論』 清水康次
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「論究日本文學」バックナンバー目次(第62号) 

第62号(1995年5月)

大嘗祭〈本義〉考―陪膳采女の祝詞をめぐって― 中尾瑞樹
『大鏡』の構成
   ―列伝構成における太政大臣中心主義をめぐって―
高橋照美
真名本『曽我物語』北関東狩庭巡りの連纂意識
   ―二つの名誉譚をめぐって―
二本松康宏
三都役者評判記の成立とその背景
   ―和泉屋版「鑑もの」を中心に―
松澤正樹
図書館を利用した授業 西村誠一
〔書評〕上田博著『石川啄木 抒情と思想』 木股知史
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「論究日本文學」バックナンバー目次(第61号) 

第61号 立命館大学日本文学会40周年記念号(1995年3月)

立命館大学日本文学会の四十周年にあたって 彦坂佳宣
40周年記念大会講演録
小泉苳三先生の人と学問 和田繁二郎
清水泰先生の人と学問 森本茂
立命館大学日本文学専攻・日本文学会年表
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「論究日本文學」バックナンバー目次(第60号) 

第60号(1994年5月)

『源氏物語』蓬生巻考 井上千鶴子
『源氏物語』蛍巻の物語論と勧学会 伴利昭
浪化『隨門記』の行方―西園寺文庫所蔵本をめぐって― 小林孔
失われた原風景―開高健『日本三文オペラ』について― 三重野ゆか
問題意識を持たせ、自主学習力をたかめる試み
  ―一九九三年度高校二年生「国語Ⅱ」における実践―
橋本二三男
〔書評〕丸山顯德著『日本霊異記説話の研究』 原田敦子
〔書評〕北野昭彦著
   『宮崎湖処子 国木田独歩の詩と小説』
森本隆子
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「論究日本文學」バックナンバー目次(第59号) 

第59号(1993年12月)

『続日本紀』「海行かば」歌謡の表現 宮岡薫
異類婚姻譚の中日比較―中国遼寧省の伝承をめぐって― 郭富光
木室卯雲作『話稿鹿の子餅』の笑い 冨田成美
国語科年間自主編成単元学習の試み(下)
   ―一九九二年度高校二年生「現代文」における実践―
大石征勝
〔書評〕福田晃著『南島説話の研究』 岩瀬博
〔書評〕元田與市著『雨月物語の探究』 山下久夫
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「論究日本文學」バックナンバー目次(第58号) 

第58号(1993年5月)

『日本霊異記』下巻第三十八縁に於ける
   景戒の観音悔過体験
中村史
本解「沈清クッ」と説経「松浦長者」(下) 金賛會
『貧人太平記』の創作意識 小原亨
森鴎外『青年』の構造 野村幸一郎
国語科年間自主編成単元学習の試み(上)
   ―一九九二年度高等学校二年生
          「現代文」における実践―
大石征勝
〔書評〕上田博著
   『昭和史の正宗白鳥――自由主義の水脈――』
中山和子
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「論究日本文學」バックナンバー目次(第57号) 

第57号(1992年12月)

『今昔物語集』天竺部仏伝説話の意味するもの
   ―法相宗三時教判との関係―
原田信之
源頼政の挙兵について 堀竹忠晃
本解「沈清クッ」と説経「松浦長者」(上) 金賛會
「にごりえ」試論―お力の「思ふ事」― 山本欣司
『一握の砂』を読む(三) 上田博
〔書評〕澤正宏著『西脇順三郎の詩と詩論』 藤本寿彦
〔書評〕坪内稔典著『正岡子規――創造の共同性』 金井景子
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「論究日本文學」バックナンバー目次(第56号) 

第56号(1992年5月)

諸国正月斎会と大安寺釈迦悔過をめぐる説話
   ―『日本霊異記』下巻第二十五縁・
       上巻第三十二縁を中心として―
中村史
能本〈次第〉考 味方健
幕末江戸歌舞伎興行の初日と千秋楽(一)
   ―中村座の部―
赤間亮
森鴎外「里芋の芽と不動の目」論 瀧本和成
故森本修教授追悼
思いこもごも―森本修蔵書のこと― 浅田隆
森本修教授のこと 真鍋昌弘
思い出すこと 田中文雅
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「論究日本文學」バックナンバー目次(第55号) 

第55号(1991年11月)

『砌花発句』について 奥田久輝
『大鏡』源氏繁栄の予言考 高橋照美
上田秋成の近江荒都歌論について 山下久夫
『小園』論―茂吉の歌集編纂意図― 安森敏隆
中野重治の詩「歌」―教材研究と授業― 田口道昭
〔書評〕森本茂著『大和物語の考証的研究』 中田武司
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「論究日本文學」バックナンバー目次(第54号) 

第54号(1991年5月)

『ある晴れた日に』私注―高見順〈南洋行〉(二)― 木村一信
『恋塚物語』論―御伽草子の方法― 小林美和
太山寺本『曽我物語』〈今の慈恩寺是なり〉攷
   ―仮名本の成立時期をめぐって―
村上美登志
『浜松中納言物語』唐后をめぐる中納言の言いつくろい考
 ―京の生活の人間関係と若君の処遇が意味するもの―
松浦あゆみ
記紀歌謡物語論序説 末次智
〔書評〕故本田義寿著『記紀万葉の伝承と芸能』 真下厚
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「論究日本文學」バックナンバー目次(第53号) 

第53号(1990年5月)

『大和物語』在中将諸段の構成
   ―第一六〇段~一六六段―
森本茂
『伏屋の物語』から『秋月物語』へ
   ―『住吉物語』との関わりを中心として―
真下美弥子
「かさね」の句成立考 小林孔
森鴎外「金毘羅」論 瀧本和成
芥川龍之介・習作期の検討―小説的表現の生成― 友田悦生
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「論究日本文學」バックナンバー目次(第52号) 

第52号(1989年5月)

心敬名所の句私抄 岡本彦一
長意吉麻呂応詔歌の讃歌性
   ―巻三・二三八番歌をめぐって―
真下厚
『おくのほそ道』考―「尿前の関」の典拠をめぐって― 小林孔
中野重治の啄木論 田口道昭
抵抗としての文学―福永武彦論(一)― 川島晃
『忘却の河』論―自己再生への試み― 廣川和子
〔書評〕山下久夫著『本居宣長と「自然」』 古相正美
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「論究日本文學」バックナンバー目次(第51号) 

第51号(1988年5月)

近世語の言語景観小見
   ―近畿・東海方言の地理的状況をめぐり―
彦坂佳宣
浜松中納言物語試注―「わうかくしやう」を起点として― 中西健治
『今昔物語集』天竺部の構成
   ―同文的同話をてがかりとして―
原田信之
芥川龍之介と芸術至上主義
   ―芸術的価値をめぐって―
吉岡由紀彦
志賀文学における大正五年の転換
   ―初期志賀直哉の性と文学(二)―
富澤成實
〔書評〕秋山公男著
   『漱石文学論考――後期作品の方法と構造――』
戸田民子
〔書評〕宮岡薫氏著『古代歌謡の構造』を読む 駒木敏
〔書評〕上田博著『石川啄木の文学』を読む 太田登
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「論究日本文學」バックナンバー目次(第50号) 

第50号(1987年5月)

五十号刊行にあたって 福田晃
『湘煙日記』試論 和田繁二郎
祭り比べ―『たけくらべ』再考Ⅰ― 塚田満江
無名草子の物語評(二) 伴利昭
神と罪の物語―「吉備津の釜」― 元田與市
作家芥川誕生の基礎的与件
   ―自己像および世界像の性格をめぐって―
友田悦生
『山の音』論―その「愛」の様相― 辻本千鶴
話しことば領域の形態分類
 ―リンドネルから西尾実にいたる影響関係をとおして―
安直哉
〔書評〕塚田満江著『半井桃水研究 全』 芦谷信和
〔書評〕小林美和著『平家物語生成論』 美濃部重克
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「論究日本文學」バックナンバー目次(第49号) 

第49号(1986年5月)

真名本曽我物語の語り物的性格
   ―巻八「祐経を射んとせし事」を中心に―
福田晃
安楽寺本系北野天神縁起の性格 小仲透
「菊花の約」考―末段と主題― 元田與市
『三四郎』小考―「迷羊」の意味― 山下伸仁
「言語感覚」を養う国語科教育の目標とその指導 福知正温
〔書評〕松前健著『大和国家と神話伝承』 宮岡薫
〔書評〕堀竹忠晃著『平家物語論序説』 佐伯真一
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「論究日本文學」バックナンバー目次(第48号) 

第48号(1985年5月)

金子春夢の小説(一)―「革羽織」まで― 芦谷信和
『夢幻』考―『九雲夢』との比較― 塚田満江
『是楽物語』の構造 前芝憲一
浜松中納言物語巻五末尾攷 中西健治
〔書評〕福田晃著『神道集説話の成立』 美濃部重克
〔書評〕長田久男著『国語連文論』 佐藤虎男
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「論究日本文學」バックナンバー目次(第47号) 

第47号(1984年5月)

啄木「葬列」論―詩から小説へ― 上田博
芥川龍之介と戯曲―「青年と死と」を中心に― 森崎光子
『仁勢物語』の位相 小原亨
「思はぬ方にとまりする少将」小考―短編物語の手法― 野村倫子
万葉行旅長歌の呪祝表現―意志的表現と妹の表象― 増田茂恭
〔書評〕中西健治著『浜松中納言物語の研究』 伴利昭
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「論究日本文學」バックナンバー目次(第46号) 

第46号(1983年5月)

アキヅノとアキヅシマ(記紀・雄略)覚書 本田義寿
芥川龍之介「上海游記」―里見病院のことなど― 戸田民子
『立花口伝大事』にみえる道誉の幽玄
   ―世阿弥伝書との比較より―
小山美智子
浮舟入水の脇役たち
   ―「東屋」から「浮舟」へ構想の変化を追って―
野村倫子
〔書評〕芦谷信和著『国木田独歩――比較文学的研究――』 北野昭彦
〔書評〕平田利晴著『萩原朔太郎の文学』を読む 佐藤房儀
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「論究日本文學」バックナンバー目次(第45号) 

第45号(1982年5月)

神道集「上野国児持山之事」の源流(続) 福田晃
『神道集』と神道思想 榎本純一
物語としての『蜻蛉日記』―享受側の意識をふまえて― 磯村清隆
深沢七郎論序―「楢山節考」の受動的性格の意味― 平田利晴
〔書評〕水田潤著『仮名草子の世界――未分化の系譜――』 菊池真一
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「論究日本文學」バックナンバー目次(第44号) 

第44号(1981年5月)

英雄譚の世界的範型と日本文学 松前健
「狭衣物語」から室町時代物語「さごろも」へ
   ―その改作方法について―
真島美弥子
一類本平治物語の成立―「平治記」とその作者― 山本清
夏目漱石小論―『野分』成立とその周辺― 戸田民子
〔書評〕佐々木啓一著『椎名麟三の研究』上・下 垣田時也
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「論究日本文學」バックナンバー目次(第43号) 

第43号(1980年5月)

『彼岸過迄』の方法(二)
   ―読者本位と作者本位の共存―
秋山公男
『信長公記』の叙述について 小林慧子
『ねごと草』の近世的構造 小原亨
乃木殉死をめぐる文学―鴎外・漱石たち― 小瀬千恵子
〔書評〕福田晃編『沖縄地方の民間文芸』 野村純一
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「論究日本文學」バックナンバー目次(第42号) 

第42号(1979年5月)

長嘯室本『落窪物語』について 伴利昭
『撰集抄』説話の特質―歌の功徳をめぐって― 松本孝三
啄木における表現の獲得
   ―明治三十五年秋の出郷をめぐって―
木股知史
室生犀星における小説の方法
   ―初期三部作から「市井鬼」物への展開を追って―
船登芳雄
〔書評〕浅田隆著
   『葉山嘉樹論―「海に生くる人々」をめぐって―』
浦西和彦
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「論究日本文學」バックナンバー目次(第41号) 

第41号(1978年5月)

「うらみのすけ」の文芸構造 水田潤
人麻呂歌集巻向歌群の再検討―歌の発想を中心として― 真下厚
夏目漱石と狩野亨吉 戸田民子
朔太郎・『青猫』序説―前半期にみられる産出主体の位相― 平田利晴
〔書評〕稲田浩二・大島建彦・川端豊彦・福田晃・三原幸久編
   『日本昔話事典』
岩瀬博
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「論究日本文學」バックナンバー目次(第40号) 

第40号(1977年5月)

「忘れえぬ人々」の原像とその独歩の方法 北野昭彦
「雲は天才である」論 上田博
「恨の介」の位相 山下久夫
谷口善太郎年譜 加藤則夫
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「論究日本文學」バックナンバー目次(第39号) 

第39号(1976年3月)

寓話的政治小説試論―「情海波瀾」と「自由廼錦袍」― 和田繁二郎
延慶本平家物語における文覚・六代説話の形成 小林美和
〔国語教育ゼミナール報告〕
   教材と学習者とをどうかかわらせるか
建部一男
〔研究余録〕西欧における日本文学研究の現状について
   ―方法論を中心として―
鷹津義彦
〔書評〕北野昭彦著『国木田独歩の文学』 山田博光
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「論究日本文學」バックナンバー目次(第38号) 

第38号(1974年12月)

新体詩の歌唱性について―藤村と晩翠との場合― 鷹津義彦
国木田独歩『富岡先生』の人物造型および発想の根底
   ―伝記と虚構化の開きをめぐって―
北野昭彦
太田牛一『信長公記』における信長像 小林慧子
景戒の出自とその背景 丸山顯德
〔夏季日本文学談話会報告〕
   テーマ 教材と学習者とをどうかかわらせるか
建部一男
〔書評〕岡本彦一著『心敬の世界』 両角倉一
〔書評〕真鍋昌弘著『田植草紙歌謡全考注』 田中瑩一
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「論究日本文學」バックナンバー目次(第37号) 

第37号(1974年3月)

「痛カ(忄+可)怜」小考 本田義寿
新古今的発想の一類型―藤原定家の歌一首― 奥田久輝
「好色五人女」の内題について―巻一・巻五を中心として― 林昌治
安部公房小論―『砂の女』と「現代の神話」について― 曾木明
〔書評〕水田潤著『西鶴論序説』 野田寿雄
〔書評〕森本茂著『伊勢物語全釈』 中田武司
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「論究日本文學」バックナンバー目次(第36号) 

第36号(1973年3月)

創作行為と批評行為
   ―あるいは主体と対象の論理構造序説―
安森敏隆
芥川龍之介―下意識に関する試論― 國末泰平
西鶴「諸国はなし」の近世的性格 水田潤
舒明天皇歌論 田中文雅
〔書評〕故小島孝三郎著『現代文学とオノマトペ』の紹介 長田久男
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