主な活動内容 

 ・「論究日本文學」の発刊
 ・立命館大学日本文学会大会
 ・立命館大学日本文学会研究例会
 ・国語教育ゼミナール
 ・文学研修旅行


「論究日本文學」の発刊

 年に2回、学会誌「論究日本文學」(以下、「論究」)を発刊し会員の皆様を中心に配布しています。
 会員の論文や研究報告、また会員の著書についての書評、当会の活動報告などを掲載しています。
 バックナンバーは以下の場所に配架されています。興味のある方はご一読ください。
→RUNNERS検索結果
 〔立命館大学衣笠キャンパス〕
  ・平井嘉一郎記念図書館 B1階 雑誌コーナー、または自動書庫
  ・人文系文献資料室(修学館西側 地下1階)
  ・日本文学研究学域共同研究室(清心館3階)
 〔立命館アジア太平洋大学(APU)〕
  ・APUライブラリー 雑誌コーナー、または書庫

                    ⇒「論究日本文學」目次へ

 《投稿について》 
 「論究」への論文投稿は会員であれば、どなたでも可能です。
 特に院生以上の方は「論究」掲載が一定の業績として認められますので、積極的な投稿をお待ちしています。もちろん、学部生会員の方の投稿も大歓迎です。
 ただし、「論究」編集委員会による査読(審査)がありますので、投稿すれば必ず掲載される、という訳ではありません。その点はご了承ください。
 なお、投稿に際しては、『論究日本文學』「投稿要領」をご確認ください。


立命館大学日本文学会大会

 年に1度、開催されます(近年は、6月の第2日曜日に開催しています)。
 前年度の学部卒業生や院生、講師・教員の研究発表、そして学外で活躍されている方の講演などが行われます。
 もちろん、学部生(非会員含む)の聴講も大歓迎です。ぜひ、お越しください。

                     ⇒大会・研究例会のお知らせへ

立命館大学日本文学会研究例会

 4月・9月・12月の年3回、開催されます。
 基本的に、院生・卒業生・学部生による研究発表が行われ、発表後は参加者による積極的な討議が行われます。
 毎回3~4人による発表で、時間は3時間程度です。
 会員資格を問わず、参加は自由となっております。機会がありましたらぜひご参加ください。
 (2008年より名称が「談話会」から「研究例会」に変更されました。)

                     ⇒大会・研究例会のお知らせへ

国語教育ゼミナール

 特に中・高校の国語科教員を目指す学生・院生や現役教員を中心に、夏と冬の年2回、開催されています。
 内容は、学部生による教育実習報告や、現場教員による実践報告など、国語科教員としての心構えやスキル面での学習ができる貴重な場となっています。
 会員資格を問わず参加は自由となっております。国語科教員を目指している方は低回生のうちからぜひご参加ください。

                    ⇒国語教育ゼミナールのお知らせへ

文学研修旅行

 毎年、日本文学の学部生・院生の希望者と教員とで、日本文学ゆかりの地を1泊2日でめぐる旅行です。(近年は7月頃に開催されています。)
 作家や作品の背景に触れるだけでなく、普段ではなかなかできない回生を問わない形での学生同士の交流、あるいは教員・学生間の交流ができる場となっています。
 学会というと、どうしても堅いイメージになりますが、このような旅行も当会として企画しておりますので、気軽にご参加下さい。なお、学部生は当会会員ではなくてもご参加いただけます。

入会のご案内・会費納入について 

入会をご希望の方
ゆうちょ銀行(郵便局)にて下記の金額を払込みください。
その際、「払込取扱票」(払込用紙)の通信欄に「入会希望」とお記しください。

会員の方
下記の金額を当年度内に払込みください。
「払込取扱票」の通信欄には「20**年度会費」とお記しください。

   【会費】 一般会員  4,000円
         院生会員  3,000円
         学生会員  2,000円

   【郵便振替口座】 口座記号番号 01000−5−3883
               加入者名     立命館大学日本文学会
   
 ※下記の点にご注意下さい
  ・ご氏名(フリガナ)ご住所お電話番号を正確にご記入ください。
  ・学生または院生の方は、所属と学年もあわせてお記しください。
  ・ご住所を変更された際はすみやかに当会までご連絡をお願いします。

学生部会について 

学生部会とは

 いくつかの研究会・自主ゼミに分かれて、院生・学部生を中心に研究発表や定められたテキストの輪読等を行っています。
 現在は立命館大学文学部の自主ゼミ制度を利用して、コピーカードの支給や教室確保の権利、輪転機の利用などができるようになっています(一部学生部会では自主ゼミ登録していない場合もありますので、ご了承下さい)。
 なお、学生部会はどの研究会・自主ゼミも、他専攻の院生・学部生でも気軽にご参加いただけます。学生部会へ参加するに当たっての、当会への入会義務等もありません(もちろん、当会入会も大歓迎です)。
 研究はもとより、学生部会を通じての人間関係の構築は、学生生活を送る上でも非常に重要になってきます。積極的なご参加をお待ちしています。


2016年6月現在活動中の学生部会

<現在活動している学生部会はありません。>

  ※研究会を発足したい、検討したいという方は、
   日本文学専攻共同研究室にてお尋ねください。



               ⇒学生部会についての更新情報はこちら

「論究日本文學」バックナンバー目次(第91~95号) 

第95号(2011年12月)

江戸後期浮世絵の共作見立揃物
   ―「東海道五十三対」の意義をめぐって―
赤間亮
大堰での食事―『源氏物語』薄雲巻における― 荻田みどり
『源氏物語』における〈絵を描くこと〉の力
   ―絵合巻を中心に―
小川千文
狭衣物語巻四飛鳥井女君詠二首における異文
   ―諸本間の異同と本文の解釈―
須藤圭
目取真俊の台湾表象
   ―「魚群記」「マーの見た空」をめぐって―
山原公秋
〔書評〕中西健治編著
      『源氏物語忍草の研究 本文・校異編 論考編』
      『同 自立語索引編』
原豊二
〔新刊紹介〕
  「草創期のメディアに生きて 山田美妙没後100年」展
  編集委員編『日本近代文学館特別展
  「草創期のメディアに生きて 山田美妙没後100年」展図録』
武田悠希
『源氏物語』の「さうざうし」 川口敦子

第94号(2011年5月)
後水尾院と寛文年間の五山文壇
  ―「詩仙色紙」・「列仙伝団扇」そして「湖山十境色紙」―
中本大
愚痴から心境へ―近松秋江と久米正雄をめぐって― 矢口貢大
織田作之助「アド・バルーン」論―十吉の語りと「惜愛」― 樋口彩乃
宮沢賢治「銀河鉄道の夜」の視覚性―アニメ版との比較から― 禧美智章
〔新刊紹介〕南丹市立文化博物館編
   『南丹市立文化博物館蔵 小出文庫和書目録』
須藤圭
〔新刊紹介〕坪内稔典著『正岡子規の〈楽しむ力〉』 田村修一
〔新刊紹介〕木村一信・竹松良明 編・解題
   『南方徴用作家叢書〔ビルマ篇〕』
楠井清文

第93号(2010年12月)
平安時代物語に稀有な語
   ―「さへづる」・「追い払ふ」・「蹴る」など―
中西健治
狭衣物語「よそなから」歌の詠者
   ―承応三年版本の解釈をめぐって―
須藤圭
「死活杖祭」の変遷―近世期の資料を中心に― 山本淳
八代目市川団十郎の死と忠臣蔵
   ―切腹の噂の流布と享受―
倉橋正恵
ローカル・カラー、生命、公衆
   ―「生の芸術」論争と石井柏亭―
村田裕和
国語を教える―十年一貫校における実践のために― 東口昌央
「読書」すること・「読解」すること
   ―「セメント樽の中の手紙」を通して―
八原加奈
〔書評〕福田晃『神語りの誕生 折口学の深化をめざす』 真下厚
〔書評〕坪内稔典編『現代俳句入門』 安森敏隆
〔書評〕外村彰著『念ふ鳥 詩人高祖保』 木田隆文
〔書評〕山本欣司著『樋口一葉 豊饒なる世界へ』 山口直孝
〔書評〕木村一信・崔在喆編『韓流百年の日本語文学』 中根隆行
〔新刊紹介〕松本孝三・花部英雄編
   『語りの講座 昔話への誘い』
黄地百合子
『夜の寝覚』論―女一の宮の人物像― 両坂昭彦

第92号(2010年5月)
立命館大学蔵山田美妙旧蔵書
   および美妙書入本『此ぬし』について
福井辰彦
未來社と山田耕作―詩と音楽の交流― 荻野純哉
遠藤周作『深い河』論―「混沌」の女性/インド― 泉谷瞬
歌舞伎・清玄桜姫ものにみる「袖」のはたらき 松葉涼子
スサノヲと祇園社祭神
   ―『備後国風土記』逸文に端を発して―
鈴木耕太郎
『夜の寝覚』表現攷―「心づくし」と「夜な夜な」― 岸本悠子
〔書評〕中川成美著『モダニティの想像力――文学と視覚性』 井口時男
〔書評〕小助川元太著『行誉編『壒嚢鈔』の研究』 鈴木元
〔書評〕二本松康宏著『曽我物語の基層と風土』 小井土守敏
〔新刊紹介〕立命館大学中古文学研究会編
   『平安文学研究・衣笠編』について
中西健治
〔新刊紹介〕木田隆文・田村修一・外村彰・橋本正志 共編
   『ひたむきな人々―近代小説の情熱家たち―』
三上聡太

第91号(2009年12月)
東海・東山地方における意志・推量表現の交渉と分化 彦坂佳宣
能本《求塚》の作書者 味方健
中島敦の漢詩―〈家学〉の衰頽と〈不遇意識〉のかたち― 橋本正志
「労働の価値」が意味するもの
   ―徳永直の転向作品と生産文学―
和田崇
〔書評〕芦谷信和著『国木田独歩の文学圏』 北野昭彦
〔書評〕松本孝三著『民間説話〈伝承〉の研究』 小林幸夫
〔書評〕中村史著『三宝絵本生譚の原型と展開』 平岡聡
〔書評〕藤井佐美著
   『真言系唱導説話の研究
     ―付・翻刻 仁和寺所蔵『真言宗打聞集』』
近本謙介
長崎県佐世保市宇久方言におけるゴト表現 門屋飛央
『破戒』論―空間から読みとる「差別」について― 宮岸洋輔

「論究日本文學」バックナンバー目次(第81~90号) 

第90号(2009年5月)

交差する詩精神
 ―萩原恭次郎『死刑宣告』と中野重治「驢馬」所載詩論―
村田裕和
地下楽家の説話生成と理論構造
   ―『教訓抄』を中心として―
猪瀬千尋
中島敦「虎狩」論
   ―語りの手法と「虎」イメージの分析を中心に―
楠井清文
「山月記」の授業 九野里信夫
〔書評〕木股知史著
   『画文共鳴――『みだれ髪』から『月に吠える』へ』
河野有時
〔書評〕『不安に生きる文学誌』
   あるいは「コロンブスの卵」を読む
平野芳信

第89号(2008年12月)
ある儒者の幕末―菊池三渓伝小攷― 福井辰彦
『万葉集』「玉敷く」の表現性 小田芳寿
諏訪流の鷹術伝承―みさご腹の鷹説話をめぐって― 二本松泰子
栄海の聖徳太子観について
   ―貞和二年題未詳講式を中心に―
本多潤子
謡曲『定家』の歌結び考 今井孝子
「怒り」という感情の生成
   ―中野重治「万年大学生の作者に」について―
鳥木圭太
〔新刊紹介〕外村彰編『高祖保書簡集 井上多喜三郎宛』 野田敦子

第88号(2008年5月)
夏目漱石と〈京都〉
   ―小説『門』に於ける宗助と御米の出逢い―
瀧本和成
室生犀星の詩と庭―〝つち澄み〟の美意識― 外村彰
交錯する〈 社会主義 〉
   ―中條百合子「ズラかった信吉」論―
池田啓悟
『大和物語』第百三十九段考
   ―「故兵部卿宮」は元良親王か?―
高橋照美
祭祀される忠度の腕
   ―伝承を引き寄せる場をめぐって―
大坪舞
西沢一風作『好色極秘伝』考
   ―浄瑠璃段物集・浮世草子との関連―
石上阿希
表現学習『千の風になって』
   ―平成一八年度の国語表現から―
金澤ひろあき

第87号(2007年12月)
大岡昇平による富永太郎
   ―大正十二年・「俯瞰景」を中心にして―
花﨑育代
漱石「琴のそら音」論―法学士に伝えられた幽霊譚― 北川健二
了誉聖冏『日本書紀私抄』と一峯本『日本書紀』
―一峯本書き入れ注記と『日本書紀私抄』注釈文の
 照合の問題を中心に―
中尾瑞樹
大学教育、その改革の試み
   ―浜松大学「時事問題演習」の場合―
安藤勝志
〔書評〕山﨑國紀著『評伝 森鴎外』 清田文武
〔書評〕大石征勝著
 『希望の光を一にして――国語科教育への願いをこめて――』
中西健治

第86号(2007年5月)
『御嶽由来記』と声の神話・伝説と 真下厚
国語教科書における当為表現の変化
   ―明治から昭和二〇年代にかけて―
湯浅彩央
国木田独歩「富岡先生」論 山口実男
林芙美子の詩「女工の唄へる」「朱帆は海へ出た」論
   ―その表現をめぐって―
野田敦子
『羊をめぐる冒険』論―北海道から満州、そして戦後― 松枝誠

第85号(2006年12月)
否定の前の肯定・山田順子と秋声
   ―近代女性文学と語る欲望(3)―
中川成美
三代歌川豊国画「踊形容外題尽」について 赤間亮
大峯縁起の相伝―『金玉要集』を中心に― 小浜晶子
「『コラム演習』の試み」の補足 磯村勝三

第84号(2006年5月)
永禄三年正月の近衞家の文事
   ―近衞稙家新年試筆詩をめぐって―
中本大
近松秋江「骨肉」論
   ―「悲しみの薄らぎ」と「孤独」を生んだ背景―
佐々木清次
徳田秋声『黴』論―その表現意識をめぐって― 高橋敏哉
三島由紀夫「金閣寺」の位置
   ―結語「生きよう」をめぐって―
田中洋之
ますたか書き入れ橘千蔭本『落窪物語』の
 異本校合について―『長嘯室本 落窪物語』補遺―
立命館大学
落窪物語研究会
〔書評〕黄地百合子著
   『御伽草子と昔話 日本の継子話の深層』
松本孝三
〔書評〕安直哉著『イギリス中等音声国語教育史研究』 長田友紀
〔書評〕外村彰著
   『岡本かの子の小説 《ひたごころ》の形象』
北川健二

第83号(2005年12月)
朝光の結婚―『栄花物語』・『大鏡』考― 高橋照美
『女童子往来』の『鉢かづき』
   ―近世前期お伽草子享受の一側面(一)―
山本淳
『源氏一部之簡要』所収の「源氏物語」巻名和歌について 吉岡貴子
森鴎外「吃逆」論 今福ちひろ
読書活動推進の現状―静岡県の場合― 安藤勝志
〔書評〕中西健治著『浜松中納言物語全注釈 上・下』 八島由香
〔書評〕原田信之著『今昔物語集南都成立と唯識学』 田中徳定
〔書評〕霍士富著『九十年代以降の大江健三郎
         ――民話の再生と再建のユートピア――』
北野昭彦

第82号(2005年5月)
「佛舞」の原風景―その音楽的相承を中心に― 村上美登志
『鉢かづき』の恋
 ―御巫本との比較による御伽文庫本の読みと特徴(二)―
冨田成美
黄表紙『忠臣蔵壁楽書人唯一心命』―描かれた演出― 齊藤千恵
竹内好論―国民文学論争における政治と文学― 内藤由直
網野菊の死生観―『さくらの花』を中心にして― 佐々木清次
清兵衛の剣―藤沢周平の武家小説― 安藤勝志
〔書評〕真下厚著『万葉歌生成論』 増田茂恭
〔書評〕山下久夫『秋成の「古代」』を読む 近衞典子

第81号 立命館大学日本文学会50周年記念号(2005年2月)
〔巻頭言〕日本文学会五〇周年を迎えて 瀧本和成
日本文学会の思い出
大学院博士課程の創設の頃―先達の三先生を偲んで― 福田晃
立命館大学日本文学会創立の頃 芦谷信和
日本文学会の思い出―日本文学会五〇周年に寄せて― 伴利昭
『論究日本文学』第四〇号のこと 上田博
日本文学会創立当時のおもかげ(山崎利雄先生御所蔵写真より)
50周年記念大会シンポジウム「世界の中の日本文学」
50周年記念大会シンポジウムにて
世界の中の日本文学―アメリカの場合― Charles Fox
韓国における日本文学研究の状況と展望 崔在喆
自蹊自筆〔冶天追善集〕―解題と翻刻― 小林孔
湖月抄抜書「玉花紫金葉」解題
   ―鈴木弘道先生の覚書への贅言―
中西健治
金石範「虚夢譚」の〈私〉と朝鮮育ちの日本人F
 ―在日朝鮮人〈私〉の在日性を照らすもう一つの装置―
北野昭彦
国語科教育概論‐L―その生成と展開― 大石征勝
万葉集行幸恋歌の生成
   ―神亀五年難波宮行幸歌四首をめぐって―
高塚淑恵
映画の体験とリアリズム
―黒澤明[どですかでん]/山本周五郎「季節のない街」論―
友田義行
〔書評〕真下厚著『声の神話――奄美・沖縄の島じまから』 居駒永幸
〔書評〕元田與市著『秋成綺想』
   ―十八世紀知識人の浪漫と現実―
山下久夫
〔書評〕木村一信著『昭和作家の〈南洋行〉』 森本穫

「論究日本文學」バックナンバー目次(第71~80号) 

第80号(2004年5月)

小泉苳三 年譜 上田博
『延慶本平家物語』の考察
   ―第四・八「宇佐神官ガ娘後鳥羽殿ヘ被召事」を
       手がかりとして―
谷真琴
『鉢かづき』の恋
 ―御巫本との比較による御伽文庫本の読みと特徴(一)―
冨田成美
未来を想像する意味について
   ―末広鉄腸『雪中梅』と東洋学館をめぐって―
大西仁
〔講演〕文学を教えるということ 大河原忠蔵
〔報告〕「日本語を学ぶこと」の意味
   ―中国の大学における日本語教育の現場から―
橋本正志
〔書評〕坪内稔典著『俳人漱石』 
   「ぽぽのあたり」はどのあたり
浅田隆
〔書評〕田村修一著
 『芥川龍之介 青春の軌跡――イゴイズムをはなれた愛――』
矢本浩司

第79号(2003年12月)
安田満の〈ジャワ〉―「歌姫アユム」を視点として― 木村一信
贈答歌への一視点
   ―天智天皇と鏡王女の贈答歌をめぐって―
小田芳寿
備中国における玄賓終焉地伝説 原田信之
張赫宙と著作年譜 任時正
〔書評〕『和田周三全歌集』について 水野洋
〔書評〕謝建明著『ミューズの抵抗――芸術における抵抗精神』 楠井清文

第78号(2003年5月)
ある幕末庶民の米欧体験―『広八日記』の世界とことば― 彦坂佳宣
『平家物語』成立の論理 小林美和
正宗白鳥『落日』の光景―転機としての明治四二年秋― 伊藤典文
大江健三郎と魯迅―『取り替え子』と『薬』をめぐって― 霍士富
京都橘高校の授業改革のとりくみ 前芝憲一
〔書評〕野村幸一郎著
 『森鴎外の歴史意識とその問題圏――近代的主体の構造――』
辻本千鶴
〔書評〕外村彰著『近江の詩人 井上多喜三郎』 河野仁昭

第77号故松前健先生追悼号(2002年12月)
森鴎外「空車」考 瀧本和成
『みだれ髪』の性愛表現―与謝野晶子『みだれ髪』を読む― 田口道昭
『有明の別れ』における出生の秘密
   ―作品後半の構造と〝男主人公〟―
松浦あゆみ
関東地方における当為表現
   ―史的変化・分布からの一考察―
湯浅彩央
追悼 松前健先生
松前健先生をしのんで 福田晃
松前健先生回想 真下厚
松前健先生を思い出そう 三浦俊介
おもひで 龍野暁啓

第76号(2002年5月)
滑稽の論理と笑いの喪失
   ―滑稽趣味としての『吾輩は猫である』―
中村研示
「義仲論」(芥川龍之介)試論
   ―高山樗牛、山路愛山との関連から―
堀竹忠晃
谷川俊太郎の詩世界 田原
わが如きもの、わが如くして過ぬべき
   ―近代女性文学と語る欲望(2)・樋口一葉―
中川成美
表現活動を中心にした高校一年生(現代国語)の授業 九野里信夫
〔書評〕上田博著『石川啄木歌集全歌鑑賞』 小川武敏
〔新刊紹介〕橋本二三男著
   『吹き来る風に フーミンの詩的履歴書』
〔新刊紹介〕国際啄木学会編『石川啄木事典』
〔新刊紹介〕安森敏隆著『介護・男のうた365日』

第75号(2001年12月)
田辺福麻呂の「八島国」―万葉歌を作ること― 渡部亮一
『峯相記』諸本とその受容 各務健司
『花の縁物語』の作中歌―恋の表象とそのはたらき― 冨田成美
狂言絵尽『仮名手本忠臣蔵』の成立 齊藤千恵
山本周五郎と藤沢周平の世界
   ―武家もの・下町もの作家の系譜―
田邉匡
〔報告〕『外村繁書誌稿』補遺(一)
   ―書目・著述年表(『友愛』誌ほか)篇―
外村彰

第74号(2001年5月)
田中恭吉と萩原朔太郎―詩画集としての『月に吠える』― 木股知史
秋成『豫之也安志夜』の古代幻視
   ―「在五中将物語」の視点―
山下久夫
「七賢図」という「画題」 中本大
短歌教材―理解・共感そして表現へ― 大石征勝
国語の授業実践報告 三重野由加
〔書評〕上田博著『与謝野寛・晶子 心の遠景』
   鉄幹を楽しむ一冊
三枝昻之
〔新刊紹介〕上田博・小倉真理子共著
   『和歌文学大系27 別離/一路』
木股知史

第73号(2000年12月)
声の歌の生態―奄美島歌の生成― 真下厚
『大鏡』の兼家像をめぐって 高橋照美
『覚鑁聖人伝法会談義打聞集』相伝をめぐる筆録の方法 藤井佐美
高橋和巳『堕落』論―混血と〈捨子〉をめぐって― 東口昌央
頼和小説における〈日本警察〉―「秤」を中心にして― 謝建明
〔書評〕上田博著『石川啄木 時代閉塞状況と「人間」』 田口道昭

第72号(2000年5月)
西部日本における原因・理由表現の分布と歴史
   ―『方言文法全国地図』の解釈―
彦坂佳宣
酔人出家・破戒譚の系譜(二)―酒が一番悪い― 三浦俊介
大谷繞石の俳句観―西洋からの示唆― 日野雅之
武田泰淳『審判』論―人間の自覚を求める心― 白蓉
盲学校における国語の授業―絵本と視覚障害― 黒田真智子
〔書評〕味方健著『能の理念と作品』 宮本圭造
〔新刊紹介〕上田博・瀧本和成編『明治文芸館』Ⅳ
―20世紀初頭の文学「明星」創刊とその時代―
田邉匡
〔新刊紹介〕中川成美・長谷川啓編『高橋たか子の風景』 村田裕子

第71号 故和田繁二郎先生追悼特集(1999年12月)
追悼 和田繁二郎先生
弔辞 白川静
歌人としての和田博士 岡本彦一
恩師和田繁二郎先生 芦谷信和
宇和島行 上田博
晩学の光芒 北野昭彦
斧文山房のこと 國末泰平
和田先生との「出会い」を重ねて 橋本二三男
和田繁二郎先生追悼 真下厚
沙羅の花と鱧の思い出 森﨑光子
繁二郎先生そして周三先生 安森敏隆
和田先生を憶う 山﨑國紀
寛政六年度の江戸歌舞伎興行記録―写楽の活動を探る― 赤間亮
『二葉集』出典考―編集過程の一端をたどる― 松澤正樹
芥川龍之介「鼻」論―コミュニケートの願い― 田村修一
〔書評〕安森敏隆著『風呂で詠む 短歌入門』 山広実美
〔書評〕中川成美著
   『語りかける記憶―文学とジェンダー・スタディーズ』
中村三春
〔新刊紹介〕村上美登志校注『太山寺本曽我物語』 中本大
〔新刊紹介〕木股知史編著『吉本ばなな イエローページ』 瀧本和成

「論究日本文學」バックナンバー目次(第61~70号) 

第70号(1999年5月)

啄木の出現した場所 上田博
酔人出家・破戒譚の系譜(一)―酒が一番悪い― 三浦俊介
『壒嚢鈔』における知
   ―答えの逸脱と説話運用に見る政道論をめぐって―
小助川元太
梶井基次郎『檸檬』論―消費空間における身体― 村田裕和
国語表現・スピーチの実践報告―新聞記事を読んで― 美濃千鶴
〔書評〕彦坂佳宣氏著
   『尾張近辺を主とする近世期方言の研究』
日野資純
〔書評〕萬田務著『心の棲み家 昭和の作家群像』 野村幸一郎

第69号(1998年12月)
『有明の別れ』の笙の笛―女右大将の奇瑞の光と影― 松浦あゆみ
「大原野千句連歌記」について 中本大
『平家物語』の受容と変容
   ―『平家物語評判瑕類』を中心に―
堀竹忠晃
書簡文研究資料としての明治期往来物 小椋秀樹
高校二年生が読んだ「こころ」 九野里信夫
〔書評〕〈幻想〉と〈実証〉と
   ―安森敏隆著『斎藤茂吉短歌研究』―
平岡敏夫

第68号(1998年5月)
『異本義経記』の河越氏―義経兵法の系譜(一)― 山本淳
山本有三とキリスト教
   ―別居中の妻はなに宛た大正八年の書簡を中心に―
田邉匡
〈秀しげ子〉のためにⅡ―〈噂〉の女の足跡― 中田睦美
北原武夫の「ジャワ徴用」体験―薔薇を描くこと― 木村一信
声の歌の表現―奄美・沖縄の呪詞・歌謡から― 真下厚
〔書評〕中西健治著『平安末期物語攷』 安田真一
〔書評〕船登芳雄著『評伝室生犀星』 星野晃一

第67号(1997年12月)
『今昔物語集』における二諦説と往生話
   ―ことに南都成立疑問説に関して―
原田信之
『壒嚢鈔』の勧学性―素問を中心に― 小助川元太
『貧人太平記』の背景と特質 小原亨
横光利一『七階の運動』論
   ―「永遠の女性」を穿つ〈身体〉―
矢本浩司
中島敦「マリヤン」論―〈南洋島民〉の虚像と実像― 橋本正志
〔書評〕山﨑國紀著『鴎外の三男坊 森類の生涯』
            『鴎外 成熟の時代』
瀧本和成
〔書評〕國末泰平著『芥川龍之介の文学』 笠井秋生

第66号(1997年5月)
松嶋日記の絵 中西健治
蕪村の句法―「しほからし」を中心に― 岸本均
森鴎外「藤棚」論―秀麿の葛藤― 瀧本和成
谷崎潤一郎・観念と「型」―昭和初年代への展開― 磯田知子
高校二年生選択教科『基礎国語』における
   表現指導の試み
大野純子
〔書評〕槙野廣造著
   『古都千年物語―平安朝日誌 九八〇年代―』
磯村清隆
〔書評〕小林幸夫著『咄・雑談の伝承世界』 母利司朗

第65号(1996年12月)
『こころ』解釈をめぐる疑義―「差異化」という視点― 浅田隆
〈秀しげ子〉のためにⅠ―芥川龍之介との邂逅以前― 中田睦美
岡本かの子「金魚撩乱」成立考 外村彰
『異本義経記』の構成 山本淳
田辺福麻呂の行路死人歌―「見る」と「共感」 渡部亮一
〔書評〕宮岡薫著『古代歌謡の展開』 真下厚
〔書評〕瀧本和成著『森鴎外 現代小説の世界』 松村洋

第64号(1996年5月)
柏木の「身」意識について 神田洋
『平家物語』の受容と変容
   ―『平家物語評判秘伝抄』「伝」の部を中心として―
堀竹忠晃
『とはずがたり』構想論―夢の記録をめぐって― 藤井佐美
芥川龍之介「羅生門」論―老婆の勝利で終わる物語― 許南薫
九州地方の「見ロー」「起きロー」などの言い方について
   ―『口語法調査報告書』からの検討―
彦坂佳宣
〔書評〕中村史著『日本霊異記と唱導』 山口敦史

第63号(1996年1月)
『保元物語』幼息最期譚及び北の方入水譚の様相
   ―青墓長者一族の最期譚として―
山口泰子
芥川龍之介「地獄変」試論―大殿の運命― 田村修一
濱田隼雄『南方移民村』論 黄振原
放浪・自己語り・女性―近代女性文学と語る欲望(1)― 中川成美
「古典はおもしろい」―中学二年生の授業より― 九野里信夫
〔書評〕前芝憲一著『仮名草子――混沌の視角――』 常吉幸子
〔書評〕友田悦生著『初期芥川龍之介論』 清水康次

第62号(1995年5月)
大嘗祭〈本義〉考―陪膳采女の祝詞をめぐって― 中尾瑞樹
『大鏡』の構成
   ―列伝構成における太政大臣中心主義をめぐって―
高橋照美
真名本『曽我物語』北関東狩庭巡りの連纂意識
   ―二つの名誉譚をめぐって―
二本松康宏
三都役者評判記の成立とその背景
   ―和泉屋版「鑑もの」を中心に―
松澤正樹
図書館を利用した授業 西村誠一
〔書評〕上田博著『石川啄木 抒情と思想』 木股知史

第61号 立命館大学日本文学会40周年記念号(1995年3月)
立命館大学日本文学会の四十周年にあたって 彦坂佳宣
40周年記念大会講演録
小泉苳三先生の人と学問 和田繁二郎
清水泰先生の人と学問 森本茂
立命館大学日本文学専攻・日本文学会年表

「論究日本文學」バックナンバー目次(第51~60号) 

第60号(1994年5月)

『源氏物語』蓬生巻考 井上千鶴子
『源氏物語』蛍巻の物語論と勧学会 伴利昭
浪化『隨門記』の行方―西園寺文庫所蔵本をめぐって― 小林孔
失われた原風景―開高健『日本三文オペラ』について― 三重野ゆか
問題意識を持たせ、自主学習力をたかめる試み
  ―一九九三年度高校二年生「国語Ⅱ」における実践―
橋本二三男
〔書評〕丸山顯德著『日本霊異記説話の研究』 原田敦子
〔書評〕北野昭彦著
   『宮崎湖処子 国木田独歩の詩と小説』
森本隆子

第59号(1993年12月)
『続日本紀』「海行かば」歌謡の表現 宮岡薫
異類婚姻譚の中日比較―中国遼寧省の伝承をめぐって― 郭富光
木室卯雲作『話稿鹿の子餅』の笑い 冨田成美
国語科年間自主編成単元学習の試み(下)
   ―一九九二年度高校二年生「現代文」における実践―
大石征勝
〔書評〕福田晃著『南島説話の研究』 岩瀬博
〔書評〕元田與市著『雨月物語の探究』 山下久夫

第58号(1993年5月)
『日本霊異記』下巻第三十八縁に於ける
   景戒の観音悔過体験
中村史
本解「沈清クッ」と説経「松浦長者」(下) 金賛會
『貧人太平記』の創作意識 小原亨
森鴎外『青年』の構造 野村幸一郎
国語科年間自主編成単元学習の試み(上)
   ―一九九二年度高等学校二年生
          「現代文」における実践―
大石征勝
〔書評〕上田博著
   『昭和史の正宗白鳥――自由主義の水脈――』
中山和子

第57号(1992年12月)
『今昔物語集』天竺部仏伝説話の意味するもの
   ―法相宗三時教判との関係―
原田信之
源頼政の挙兵について 堀竹忠晃
本解「沈清クッ」と説経「松浦長者」(上) 金賛會
「にごりえ」試論―お力の「思ふ事」― 山本欣司
『一握の砂』を読む(三) 上田博
〔書評〕澤正宏著『西脇順三郎の詩と詩論』 藤本寿彦
〔書評〕坪内稔典著『正岡子規――創造の共同性』 金井景子

第56号(1992年5月)
諸国正月斎会と大安寺釈迦悔過をめぐる説話
   ―『日本霊異記』下巻第二十五縁・
       上巻第三十二縁を中心として―
中村史
能本〈次第〉考 味方健
幕末江戸歌舞伎興行の初日と千秋楽(一)
   ―中村座の部―
赤間亮
森鴎外「里芋の芽と不動の目」論 瀧本和成
故森本修教授追悼
思いこもごも―森本修蔵書のこと― 浅田隆
森本修教授のこと 真鍋昌弘
思い出すこと 田中文雅

第55号(1991年11月)
『砌花発句』について 奥田久輝
『大鏡』源氏繁栄の予言考 高橋照美
上田秋成の近江荒都歌論について 山下久夫
『小園』論―茂吉の歌集編纂意図― 安森敏隆
中野重治の詩「歌」―教材研究と授業― 田口道昭
〔書評〕森本茂著『大和物語の考証的研究』 中田武司

第54号(1991年5月)
『ある晴れた日に』私注―高見順〈南洋行〉(二)― 木村一信
『恋塚物語』論―御伽草子の方法― 小林美和
太山寺本『曽我物語』〈今の慈恩寺是なり〉攷
   ―仮名本の成立時期をめぐって―
村上美登志
『浜松中納言物語』唐后をめぐる中納言の言いつくろい考
 ―京の生活の人間関係と若君の処遇が意味するもの―
松浦あゆみ
記紀歌謡物語論序説 末次智
〔書評〕故本田義寿著『記紀万葉の伝承と芸能』 真下厚

第53号(1990年5月)
『大和物語』在中将諸段の構成
   ―第一六〇段~一六六段―
森本茂
『伏屋の物語』から『秋月物語』へ
   ―『住吉物語』との関わりを中心として―
真下美弥子
「かさね」の句成立考 小林孔
森鴎外「金毘羅」論 瀧本和成
芥川龍之介・習作期の検討―小説的表現の生成― 友田悦生

第52号(1989年5月)
心敬名所の句私抄 岡本彦一
長意吉麻呂応詔歌の讃歌性
   ―巻三・二三八番歌をめぐって―
真下厚
『おくのほそ道』考―「尿前の関」の典拠をめぐって― 小林孔
中野重治の啄木論 田口道昭
抵抗としての文学―福永武彦論(一)― 川島晃
『忘却の河』論―自己再生への試み― 廣川和子
〔書評〕山下久夫著『本居宣長と「自然」』 古相正美

第51号(1988年5月)
近世語の言語景観小見
   ―近畿・東海方言の地理的状況をめぐり―
彦坂佳宣
浜松中納言物語試注―「わうかくしやう」を起点として― 中西健治
『今昔物語集』天竺部の構成
   ―同文的同話をてがかりとして―
原田信之
芥川龍之介と芸術至上主義
   ―芸術的価値をめぐって―
吉岡由紀彦
志賀文学における大正五年の転換
   ―初期志賀直哉の性と文学(二)―
富澤成實
〔書評〕秋山公男著
   『漱石文学論考――後期作品の方法と構造――』
戸田民子
〔書評〕宮岡薫氏著『古代歌謡の構造』を読む 駒木敏
〔書評〕上田博著『石川啄木の文学』を読む 太田登

「論究日本文學」バックナンバー目次(第41~50号) 

第50号(1987年5月)

五十号刊行にあたって 福田晃
『湘煙日記』試論 和田繁二郎
祭り比べ―『たけくらべ』再考Ⅰ― 塚田満江
無名草子の物語評(二) 伴利昭
神と罪の物語―「吉備津の釜」― 元田與市
作家芥川誕生の基礎的与件
   ―自己像および世界像の性格をめぐって―
友田悦生
『山の音』論―その「愛」の様相― 辻本千鶴
話しことば領域の形態分類
 ―リンドネルから西尾実にいたる影響関係をとおして―
安直哉
〔書評〕塚田満江著『半井桃水研究 全』 芦谷信和
〔書評〕小林美和著『平家物語生成論』 美濃部重克

第49号(1986年5月)
真名本曽我物語の語り物的性格
   ―巻八「祐経を射んとせし事」を中心に―
福田晃
安楽寺本系北野天神縁起の性格 小仲透
「菊花の約」考―末段と主題― 元田與市
『三四郎』小考―「迷羊」の意味― 山下伸仁
「言語感覚」を養う国語科教育の目標とその指導 福知正温
〔書評〕松前健著『大和国家と神話伝承』 宮岡薫
〔書評〕堀竹忠晃著『平家物語論序説』 佐伯真一

第48号(1985年5月)
金子春夢の小説(一)―「革羽織」まで― 芦谷信和
『夢幻』考―『九雲夢』との比較― 塚田満江
『是楽物語』の構造 前芝憲一
浜松中納言物語巻五末尾攷 中西健治
〔書評〕福田晃著『神道集説話の成立』 美濃部重克
〔書評〕長田久男著『国語連文論』 佐藤虎男

第47号(1984年5月)
啄木「葬列」論―詩から小説へ― 上田博
芥川龍之介と戯曲―「青年と死と」を中心に― 森崎光子
『仁勢物語』の位相 小原亨
「思はぬ方にとまりする少将」小考―短編物語の手法― 野村倫子
万葉行旅長歌の呪祝表現―意志的表現と妹の表象― 増田茂恭
〔書評〕中西健治著『浜松中納言物語の研究』 伴利昭

第46号(1983年5月)
アキヅノとアキヅシマ(記紀・雄略)覚書 本田義寿
芥川龍之介「上海游記」―里見病院のことなど― 戸田民子
『立花口伝大事』にみえる道誉の幽玄
   ―世阿弥伝書との比較より―
小山美智子
浮舟入水の脇役たち
   ―「東屋」から「浮舟」へ構想の変化を追って―
野村倫子
〔書評〕芦谷信和著『国木田独歩――比較文学的研究――』 北野昭彦
〔書評〕平田利晴著『萩原朔太郎の文学』を読む 佐藤房儀

第45号(1982年5月)
神道集「上野国児持山之事」の源流(続) 福田晃
『神道集』と神道思想 榎本純一
物語としての『蜻蛉日記』―享受側の意識をふまえて― 磯村清隆
深沢七郎論序―「楢山節考」の受動的性格の意味― 平田利晴
〔書評〕水田潤著『仮名草子の世界――未分化の系譜――』 菊池真一

第44号(1981年5月)
英雄譚の世界的範型と日本文学 松前健
「狭衣物語」から室町時代物語「さごろも」へ
   ―その改作方法について―
真島美弥子
一類本平治物語の成立―「平治記」とその作者― 山本清
夏目漱石小論―『野分』成立とその周辺― 戸田民子
〔書評〕佐々木啓一著『椎名麟三の研究』上・下 垣田時也

第43号(1980年5月)
『彼岸過迄』の方法(二)
   ―読者本位と作者本位の共存―
秋山公男
『信長公記』の叙述について 小林慧子
『ねごと草』の近世的構造 小原亨
乃木殉死をめぐる文学―鴎外・漱石たち― 小瀬千恵子
〔書評〕福田晃編『沖縄地方の民間文芸』 野村純一

第42号(1979年5月)
長嘯室本『落窪物語』について 伴利昭
『撰集抄』説話の特質―歌の功徳をめぐって― 松本孝三
啄木における表現の獲得
   ―明治三十五年秋の出郷をめぐって―
木股知史
室生犀星における小説の方法
   ―初期三部作から「市井鬼」物への展開を追って―
船登芳雄
〔書評〕浅田隆著
   『葉山嘉樹論―「海に生くる人々」をめぐって―』
浦西和彦

第41号(1978年5月)
「うらみのすけ」の文芸構造 水田潤
人麻呂歌集巻向歌群の再検討―歌の発想を中心として― 真下厚
夏目漱石と狩野亨吉 戸田民子
朔太郎・『青猫』序説―前半期にみられる産出主体の位相― 平田利晴
〔書評〕稲田浩二・大島建彦・川端豊彦・福田晃・三原幸久編
   『日本昔話事典』
岩瀬博

「論究日本文學」バックナンバー目次(第31~40号) 

第40号(1977年5月)

「忘れえぬ人々」の原像とその独歩の方法 北野昭彦
「雲は天才である」論 上田博
「恨の介」の位相 山下久夫
谷口善太郎年譜 加藤則夫

第39号(1976年3月)
寓話的政治小説試論―「情海波瀾」と「自由廼錦袍」― 和田繁二郎
延慶本平家物語における文覚・六代説話の形成 小林美和
〔国語教育ゼミナール報告〕
   教材と学習者とをどうかかわらせるか
建部一男
〔研究余録〕西欧における日本文学研究の現状について
   ―方法論を中心として―
鷹津義彦
〔書評〕北野昭彦著『国木田独歩の文学』 山田博光

第38号(1974年12月)
新体詩の歌唱性について―藤村と晩翠との場合― 鷹津義彦
国木田独歩『富岡先生』の人物造型および発想の根底
   ―伝記と虚構化の開きをめぐって―
北野昭彦
太田牛一『信長公記』における信長像 小林慧子
景戒の出自とその背景 丸山顯德
〔夏季日本文学談話会報告〕
   テーマ 教材と学習者とをどうかかわらせるか
建部一男
〔書評〕岡本彦一著『心敬の世界』 両角倉一
〔書評〕真鍋昌弘著『田植草紙歌謡全考注』 田中瑩一

第37号(1974年3月)
「痛カ(忄+可)怜」小考 本田義寿
新古今的発想の一類型―藤原定家の歌一首― 奥田久輝
「好色五人女」の内題について―巻一・巻五を中心として― 林昌治
安部公房小論―『砂の女』と「現代の神話」について― 曾木明
〔書評〕水田潤著『西鶴論序説』 野田寿雄
〔書評〕森本茂著『伊勢物語全釈』 中田武司

第36号(1973年3月)
創作行為と批評行為
   ―あるいは主体と対象の論理構造序説―
安森敏隆
芥川龍之介―下意識に関する試論― 國末泰平
西鶴「諸国はなし」の近世的性格 水田潤
舒明天皇歌論 田中文雅
〔書評〕故小島孝三郎著『現代文学とオノマトペ』の紹介 長田久男

第35号(1969年4月)
白痴讃美のロマンチシズムと国木田独歩の『春の鳥』 北野昭彦
横光利一論
   ―新心理主義への変転と相対的人間観の諸問題―
山崎国紀
〔国語教育ゼミナール・提起Ⅰ〕
   中学校の教科書では文の成分をどう扱っているか
宮岡薫
〔国語教育ゼミナール・提起Ⅱ〕
   中学校の教科書では文語文法をどう扱っているか
平田利晴
〔書評〕佐々木啓一「椎名麟三の文学」 辻橋三郎

第34号(1968年11月)
枕冊子「小若君」考 大橋清秀
葉山嘉樹小論―「海に生くる人々」に現われた
   葉山の内面的論理について―
浅田隆
萩原朔太郎詩の詩法(下)
   ―『青猫』から『氷島』への推移を辿って―
平田利晴
田植草紙全考注(朝哥の部)―その三― 真鍋昌弘
〔書評〕塚田満江著「誤解と偏見――樋口一葉の文学――」 芦谷信和

第33号(1968年5月)
「好色一代女」臆断 穆山人
いきの発生する場―春水人情本のいきの考察の内― 小高恭
萩原朔太郎詩の詩法(上)
   ―『青猫』から『氷島』への推移を辿って―
平田利晴
『深夜の酒宴』論―愛憎の原点を求めて― 佐々木啓一
田植草紙全考注(朝哥の部)―その二― 真鍋昌弘
〔書評〕田中日佐夫著『二上山』 田中文雅

第32号(1968年2月)
文章の見方 長田久男
宮沢賢治と宗教―主として初期の言動を通して― 萬田務
芭蕉発句素人解―『野ざらし紀行』の巻其の一― 穆山人
〔研究随想〕<蛙> 小嶋孝三郎
田植草紙全考注(朝哥の部)―その一― 真鍋昌弘
〔書評〕渡辺昭五著『歌垣の民俗学的研究』 宮岡薫

第31号(1967年10月)
伊勢物語「筒井つの段」の構成―伝承性を中心に― 森本茂
国木田独歩におけるツルゲーネフの影響 芦谷信和
国木田独歩『非凡なる凡人』の系譜 北野昭彦
芥川龍之介「舞踏会」―鑑賞指導にそなえて― 森本修
〔資料紹介〕高村光太郎の未発表書簡 安藤勝志
〔書評〕伊地知鉄男著 連歌の世界「日本歴史叢書15」 岡本彦一

「論究日本文學」バックナンバー目次(第21~30号) 

第30号(1967年5月)

「心中二つ腹帯」と「心中宵庚申」と 穆山人
初期万葉における天皇歌の問題(三) 遠藤庄治
国木田独歩の文学における
   「個人感」対「社会感」の思想構造
北野昭彦

第29号(1967年1月)
仮名資料序 安田章
国木田独歩の「驚異」思想と文学創造の本質 北野昭彦
横光利一「悲しみの代価」試論
   ―文学的変質への一視点―
山崎国紀
『芥川龍之介伝記論考』補遺―新原家をめぐつて― 森本修
〔書評〕中村幸彦氏『戯作論』 穆山人

第28号(1966年9月)
椎名麟三「長い谷間」論 佐々木啓一
万葉集における「取持」(下) 本田義寿
鬼から公家へ(下)―続・大和申楽の芸質― 味方健
宗安小歌集私註(下) 北川忠彦
〔書評〕鈴木弘道著「寝覚物語の基礎的研究」 土岐武治

第27号(1966年4月)
万葉集における「取持」(上) 本田義寿
鬼から公家へ(上)―続・大和申楽の芸質― 味方健
宮沢賢治論―その晩年の行動についての疑問― 萬田務
宗安小歌集私註(中) 北川忠彦
〔書評〕松井利彦著『近代俳論史』 佐々木啓一

第26号(1966年1月)
連文における叙述内容の反復 長田久男
初期万葉における天皇歌の問題(二) 遠藤庄治
国木田独歩の「理想の事業」と「小民史」の文学的創造 北野昭彦
宗安小歌集私註(上) 北川忠彦
〔書評〕外村久江著『早歌の研究』 真鍋昌弘

第25号(1965年10月)
初期万葉における天皇歌の問題(一) 遠藤庄治
鳥追歌瞥見 真鍋昌弘
広津和郎論
   ―初期作品に見られる性格破産者について―
橋本雄二
宮地嘉六略年譜並著作目録 森本修 編
〔書評〕森本茂著『源氏物語の風土』 岡本彦一

第24号(1965年4月)
朝鮮資料覚書―『捷解新語』の改訂― 安田章
土左日記論(下) 大橋清秀
平家物語の一試論―平重盛を中心に― 堀竹忠晃
斎藤茂吉・致死量論―あるいは、青年茂吉の断面考察― 安森敏隆

第23号 清水泰先生古稀祝賀記念特集(1964年9月)
清水泰先生古稀祝賀記念号刊行にあたって
清水泰先生略歴並著書
土左日記論(上) 大橋清秀
堤中納言物語における編次の研究 土岐武治
寝覚物語絵巻詞書考証
 ―「雅子君、冷泉院の左大臣の女御を訪ふ」場面―
鈴木弘道
連歌文学の崩壊過程―有心連歌を中心として― 木村真知子
宮沢賢治小論―孤独感を中心に― 萬田務
新興俳句と花鳥諷詠論 松井利彦
太宰治「トカトントン」について 小嶋孝三郎
中学校における俳句鑑賞指導上の問題点について
   ―特に季語、切れ字を中心に―
樋口昌夫
〔書評〕唐木順三著「無常」 岡本彦一

第22号 宮嶋弘教授追悼号(1964年1月)
宮嶋弘教授追悼号刊行にあたって 和田繁二郎
万葉集巻一三・三二六八の歌の「思」の訓をめぐって 本田義寿
土佐日記における文の構造
   ―文の構造の記述法の試み―
長田久男
「もの」を前部要素とする複合形容詞の認定
   ―源氏物語の用例を中心として―
東辻保和
「詞葉新雅」における里言と雅言 建部一男
「心中天網島」初歩的解説 村田穆
椎名文学論―「美しい女」の制作意図をめぐって― 佐々木啓一
〔追悼録〕
宮嶋 弘氏追憶 国崎望久太郎
二月堂仙人 和田繁二郎
宮嶋 弘先生を偲ぶ 柿谷雄三
宮嶋 弘先生をしのぶ 堺光一
宮嶋 弘先生の思い出 月溪宏
「韻鏡」のことなど 真鍋昌弘
宮嶋 弘先生をおもう 水田潤
故宮嶋弘教授略歴並業績

第21号 後藤丹治博士追悼号(1963年9月)
後藤丹治博士追悼号刊行にあたつて 和田繁二郎
逍遙「内地雑居未来の夢」について 和田繁二郎
伊勢物語の「うひかうぶりして」について 森本茂
源氏物語空蝉と狭衣物語との交渉
   ―空蝉の構想圏から源氏宮・女二宮の場面へ―
土岐武治
知恩伝に及ぼした六代勝事記の影響
   ―亡き後藤丹治先生を偲んで―
鈴木弘道
秋成の狂蕩と列子との関係 堺光一
現代詩におけるオノマトペの象徴化 補説 小嶋孝三郎
〔追悼録〕
後藤君の死を悼む 清水泰
後藤丹治氏のこと 国崎望久太郎
思い出 浅野達三
後藤博士の御逝去を悼む 石古繁信
不肖の弟子 大橋清秀
後藤先生と御所 岡本彦一
後藤丹治先生を憶う 柿谷雄三
誠実謙虚な先生をしのびて 金子清明
後藤丹治先生の思い出 滝典通
後藤丹治先生 田口正直
後藤丹治先生を偲ぶ 長田久男
後藤先生を偲ぶ 松井松太郎
後藤先生の思い出 森本修
後藤先生をしのんで 山川一安
父としての後藤丹治 後藤弘
弔辞
後藤丹治博士年譜並業績目録

「論究日本文學」バックナンバー目次(第11~20号) 

第20号(1963年3月)

夜半の寝覚巻二後半部に於ける主要脱文箇所について 鈴木弘道
「花桜折る少将」と狭衣物語との交渉 土岐武治
大和申楽の芸質(下) 味方健
現代短歌におけるオノマトペ補説 小嶋孝三郎
〔資料紹介〕詞乃多図記について 建部一男

第19号(1962年11月)
「もの」を前項とする連語の検討―中古語の場合― 東辻保和
大阪府泉北地方に伝わる「こをどり」中の「御山踊」小考 真鍋昌弘
正宗白鳥論―虚無思想の背景― 赤井之明
古典の学習構造(その一)
   ―受容と再生についての序説―
水田潤
〔書評〕井上宗雄著「中世歌壇史の研究 室町前期」 岡本彦一

第18号(1962年6月)
「日記物語」と随筆 大橋清秀
寝覚研究の意義とその現況 鈴木弘道
宮沢賢治の童話―その創作動機と成立過程について― 萬田務
古典単元の定位と構成 水田潤
〔研究随想〕知らなそうだ 小嶋孝三郎
〔書評〕芳賀綏氏の「日本文法教室」を読む 長田久男

第17号(1962年3月)
朝顔斎院 森本茂
「浮雲」小論―人物形象の分析― 山﨑國紀
国木田独歩の気質的側面 芦谷信和
宣長等の短歌注釈における語法的考慮
   ―「久方の光のどけき……」の歌をめぐって―
建部一男
〔書評〕久米常民著「万葉集の誦詠歌」 本田義寿

第16号(1961年12月)
連歌と万葉集との関係―万葉的発想についての調査― 岡本彦一
万葉集における「黄葉」
   ―二一八八―二一八九の解釈をめぐって
本田義寿
「好色一代男」の一考察―西鶴とその妻をめぐって― 水口達彦
太宰治試論―イカルス的性格形成の深層性をめぐって― 佐々木啓一
〔研究余録〕鴎外「舞姫」論拾遺 和田繁二郎
〔書評〕中村幸彦氏「近世小説史の研究」 村田穆

第15号(1961年9月)
須藤南翠の「雛黄鸝」 和田繁二郎
堤中納言物語「このついで」の典拠について 土岐武治
大和申楽の芸質(中) 味方健
「むつかしい」と「むずかしい」と
   ―語形確定をめぐって―
東辻保和
〔書評〕土橋寛著「古代歌謡論」 黒住嘉輝

第14号(1961年3月)
近松と観客 村田穆
大和申楽の芸質(上) 味方健
透谷私論 白井伸昂
発話 長田久男
一茶の写声語に関する考察(二) 小嶋孝三郎
古典単元の設定の視点 水田潤
〔書評〕国崎望久太郎著「啄木論序説」 相楽俊暁

第13号(1960年11月)
宣長歌論の成立 国崎望久太郎
坪内逍遙における文学意識と啓蒙意識の相剋 和田繁二郎
花桜折る少將の題名続考 土岐武治
宮河歌合三十二番について 宮田てい
連歌付合の意識 岡本彦一
万葉集における「見ゆ」の対象 建部一男
〔書評〕清水泰先生の近著「日本文学論考」について 鈴木弘道

第12号(1960年6月)
真淵歌論の近世的性格 国崎望久太郎
狭衣物語冒頭の一節について 土岐武治
芥川龍之介のキリスト教観(三)
   ―晩年の作品を中心にして―
佐々木啓一
「ものす」考 東辻保和
文学教育の条件 水田潤
〔研究随想〕蛙鳴 小嶋孝三郎
〔書評〕国崎望久太郎著「近代短歌史研究」 田中順二
〔書評〕鈴木弘道氏著「平安末期物語の研究」 大橋清秀
〔書評〕堺光一君の「上田秋成」をめぐる饒舌 村田穆

第11号 清水泰先生退職記念特集(1959年9月)
発刊のことば 和田繁二郎
清水泰先生略歴並著書
「惨風悲雨世路日記」試論 和田繁二郎
仮名草子瑣言 村田穆
平仲物語の構成 森本茂
堤中納言物語の研究史的考察
   ―富士谷御杖の研究について―
土岐武治
寝覚・浜松・更級の歌に関する考察 鈴木弘道
能本にあらわれた「ものづくし」について
   ―能の主題と機智性の問題の一考察―
味方健
心敬における文芸的態度 岡本彦一
春雨物語「血かたびら」と日本書紀 堺光一
雨の文学―樋口一葉考― 塚田満江
「縮図」について 佐田美子
かげろふの日記の副詞に関する一考察 柿谷雄三
古典解釈のための助詞の整理 長田久男
初版「赤光」における茂吉の一用語 小嶋孝三郎
昭和俳句と万葉集 松井利彦
和泉式部縁起について 大橋清秀
〔翻刻〕和泉式部縁起 大橋清秀
〔研究余録〕芥川龍之介の別名 森本修
〔随想〕清水泰先生につながる思い出 佐々木曠一
〔随想〕サンボウカン 大上敬義
〔随想〕清水先生の思い出 滝典通
〔随想〕清水泰先生のこと 妹尾権
〔随想〕ひぐらしのこえ 大伴寿男

「論究日本文學」バックナンバー目次(第10~創刊号) 

「論究日本文學」バックナンバーの目次を掲載します。

第10号(1959年4月)

「薮の鴬」試論 和田繁二郎
芥川龍之介のキリスト教観(二)
   ―続切支丹物について―
佐々木啓一
芥川龍之介をめぐる女性 森本修
石川啄木における主体と形象の相剋
   ―啄木論おぼえがき―
船登芳雄
堤中納言物語「はなだの女御」題名考 土岐武治
一茶の写声語に関する考察(一) 小嶋孝三郎
〔ニュース〕教材として見た『清兵衛とひょうたん』 水田潤 編

第9号(1958年11月)
「奈良七重七堂伽藍八重桜」の句 宮嶋弘
和泉式部の歌と同時代の文学 大橋清秀
対話における単位の考え方
   ―倒置の表現をめぐって―
長田久男
独歩における詩から散文へ 芦谷信和
芥川龍之介のキリスト教観(一)
   ―切支丹物について―
佐々木啓一
〔研究随想〕蕗の葉 小嶋孝三郎
〔書評〕国崎望久太郎氏著「日本文学の古典的構造」 岡本彦一
〔ニュース〕土佐日記創見 国崎望久太郎
〔ニュース〕透谷の諸作品と「内部生命論」 白井伸昂

第8号(1958年4月)
『赤光』についての疑問 国崎望久太郎
逍遙「細君」試論 和田繁二郎
心敬における思索的特質について 岡本彦一
西鶴の描写の特質(一)
   ―その並列描写と類型性について―
水田潤
信如と一葉 塚田満江
宝暦五年「双扇長柄松」の上演について 浅野達三
徳富芦花の「黒潮」について 橋本二三男
〔書評〕秋庭太郎著「日本新劇史」上・下 山田朗

第7号 後藤丹治博士還暦記念号(1957年11月)
一茶の視点 小嶋孝三郎
春雨物語「樊噌」の原拠
   ―秋成の旧作、西鶴、今昔および
       中国典籍との関係について―
堺光一
近松世話物小攷―近松文学解釈の序章― 小島久枝
古今集の性格―句題歌・屏風歌・物名歌を中心として― 大伴寿男
堤中納言「虫めづる姫君」考―平安朝成立説の再検討― 土岐武治
とりかへばや物語と外国文学 鈴木弘道
後藤丹治博士著書並論文目録

第6号(1957年3月)
特集 文学の面白さ
万葉の面白さ 土橋寛
竹取物語の面白さ 南波浩
近松の一断面 浅野達三
一茶の抵抗―その滑稽味をめぐって― 小嶋孝三郎
明治の小説―純情と悲恋の文学― 和田繁二郎
落伍者の文学―啄木論の一視点― 国崎望久太郎
文学教育の構想―『小僧の神様』の鑑賞をめぐって― 水田潤
山本有三「女人哀詞」の一考察 田辺匡
〔資料〕「芥川龍之介全集」の逸文 森本修

第5号(1956年6月)
物語の祖 清水泰
一茶と写声語 小嶋孝三郎
茂吉と芭蕉―その古典摂取の態度を中心にしての序説― 滝典通
穂久邇文庫蔵堤中納言物語について 土岐武治
平安朝における「うるはし」の展開 犬塚旦
朗読詩指導の問題点
   ―中学校国語科単元「朗読して味わう」より―
樋口昌一
〔資料〕源氏物語に関する調査報告 森下幸男

第4号(1955年11月)
子規の俳句革新論の前提 国崎望久太郎
中村本夜寝覚物語巻一に於ける改作について 鈴木弘道
心敬の方法とその意義 岡本彦一
川端康成と少女小説 大橋清秀
文法教育の課題 水田潤
〔書評〕斎藤清二郎・山口広一・吉永孝雄
   「文楽首の名作」Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
浅野達三

第3号(1955年6月)
寝覚・浜松の成立順序に関する旧説の批判 鈴木弘道
馬琴の読本に描かれた悪人について 山川一安
能にあらはれた自然 味方健
啄木「愁ひ来て丘にのぼれば」の歌 和田繁二郎
〔研究会ノート〕鴎外「舞姫」のテエマについて 芦谷信和
〔書評〕大久保忠利氏訳
   「ハヤカワ思考と行動における言語」
小嶋孝三郎

第2号(1954年11月)
桐壺の巻「参りては」の疑義 清水泰
鉄幹における星菫調の成立
   ―特にその現実的諸条件について―
和田繁二郎
鴎外小論―「寒山拾得」を中心として― 田口正直
独歩の『牛肉と馬鈴薯』―特に「驚異」について― 芦谷信和
芥川龍之介「お富の貞操」の分析 森本修
『我等の一団と彼』における啄木の問題 船登芳雄
岩崎美隆旧蔵本「堤中納言物語」について 土岐武治
〔書評〕村松定孝氏著「泉鏡花」 大橋清秀

創刊号 清水泰教授還暦記念号(1954年7月)
創刊のことば
雨月物語典拠新考―中世の作品三種について― 後藤丹治
国語擬声語の原始形態 小嶋孝三郎
和泉式部日記書名考 大橋清秀
李花亭文庫本堤中納言物語とその系統について 土岐武治
心敬と芭蕉 岡本彦一
西鶴雑話ものの性格 水田潤
「とりかへばや物語」と後代文学
   ―柳亭種彦作「奴の小まん」との比較―
鈴木弘道
近世説美少年録の一考察―作風と原拠について― 山川一安
享保五年「心中天の網島」上演に関する諸事実 浅野達三

立命館大学日本文学会会則 

第一章 総 則
 第一条 (会の名称)
    本会は立命館大学日本文学会という。
 第二条 (会の本部)
    本会は本部を立命館大学文学部日本文学研究学域内におく。
 第三条 (会の目的)
    本会は日本文学・文化情報の研究を推進すると共に会員相互の親睦を図ることを目的とする。
 第四条 (会の事業)
    本会は次の事業を行なう。
  1 大会・研究会の開催
  2 機関誌「論究日本文學」の刊行
  3 その他の事業

第二章 会 員
 第五条 (会員の資格)
    本会の会員は立命館大学文学部日本文学研究学域の専任教員(元教員を含む)
       ・卒業生・在学生、および本会の趣旨に賛同する者とする。
 第六条 (名誉会員)
    元専任教員として本会に顕著な貢献があると総会において認められた者を名誉会員とする。
 第七条 (会員の活動)
    会員は本会の事業に参加し、機関誌の配布を受ける。
 第八条 (会費の納入)
    会員は会費を納入するものとする。但し名誉会員はこの限りではない。

第三章 役 員
 第九条 (役員)
    本会に次の役員を置く。
  1 会長
  2 評議員
  3 会計監査
  4 編集委員
  5 研究例会委員
  6 国語教育ゼミナール委員
  7 運営委員
  8 学生部会役員
 第十条 (役員の任期)
    役員の任期は一年とする。但し重任を妨げない。
 第十一条 (役員の選出)
    役員は総会において選出する。

第四章 組織および運営
 第十二条 (総会)
    総会は年一回開催し、当該年度の事業その他の事項について審議決定する。   
    但し必要に応じて会長は臨時総会を招集することができる。
 第十三条 (評議員会)
     評議員会は本会の運営について協議し、総会に原案を提出する。
 第十四条 (学生部会)
     学生部会は専任教員の助言のもとに学部学生によって運営する。

第五章 会 計
 第十五条 (経費)
     本会の経費は会費・寄付金・その他の収入による。
 第十六条 (会計報告)
     会計報告は総会において行なう。
 第十七条 (会計年度)
     本会の会計年度は毎年六月一日に始まり、翌年五月末日に終わる。

第六章 
 第十八条 (会則の変更)
     会則の変更は総会において行なう。

  付則
 この会則は二〇一二年四月一日改正施行する。

『論究日本文學』投稿要領 

一、本誌は年2回の発行とし、投稿締切りは1月10日、7月15日必着とする。

二、投稿原稿の書式・分量は、次のとおりとする。提出時に完全原稿であることを原則とし、大幅に規定枚数を超過した原稿は不受理とする。

 〔書式〕
  • ① A4用紙横置き縦書き、一頁40字×40行
  •   自筆原稿の場合、縦書き400字詰め原稿用紙
  • ② 投稿原稿の末尾には、姓名(平仮名表記)と所属を付し、括弧でくくる。
  • ③ 注は末尾にまとめる形式とする。
  • ④ 図表を入れる場合には、その位置とキャプションとを明示する。
 〔分量〕
  •  図表を含めて仕上がり誌面(29字×23行×2段、第1頁のみ16行)14頁以内とする。
  •  自筆原稿の場合、原稿用紙40枚以内(図表を含む。)

三、投稿は、次のいずれかの方法で行う。

 〔電子投稿〕
  • ・ Word形式ファイル、又は一太郎形式ファイルをメールに添付して、次のアドレスに送付する。
  •   投稿先アドレス : rronkyu[at]gmail.com
  •    ※[at]を半角@に変更してください。
  • ・ メール本文には、投稿者の氏名及び郵便番号、住所を記載する。
 〔郵送投稿〕
  • ・ 立命館大学日本文学会『論究日本文學』編集委員会宛に、次のものを送付する。
  • ① 投稿原稿3部(自筆原稿の場合は、正本1部、コピー2部)
  • ② データ記録媒体(ワープロ原稿の場合のみ)
  • ③ 投稿者の氏名及び郵便番号、住所、メールアドレス(パソコン用。ない場合は不要)を記載した用紙
  •   投稿先住所 :〒603-8577
  •      京都市北区等持院北町56-1 立命館大学文学部内

四、投稿の採否は、2名の査読者(外部研究者を含む。)による審査を経て、編集委員会が決定する。

五、本誌に掲載された論文等の著作権は著者に帰属する。ただし、著者は自身の論文等に関する複製権・公衆送信権を学会に許諾するものとする。

(2016年7月21日、一部改定)

※投稿は会員の方に限ります。