「論究日本文學」バックナンバー目次(第51~60号) 

第60号(1994年5月)

『源氏物語』蓬生巻考 井上千鶴子
『源氏物語』蛍巻の物語論と勧学会 伴利昭
浪化『隨門記』の行方―西園寺文庫所蔵本をめぐって― 小林孔
失われた原風景―開高健『日本三文オペラ』について― 三重野ゆか
問題意識を持たせ、自主学習力をたかめる試み
  ―一九九三年度高校二年生「国語Ⅱ」における実践―
橋本二三男
〔書評〕丸山顯德著『日本霊異記説話の研究』 原田敦子
〔書評〕北野昭彦著
   『宮崎湖処子 国木田独歩の詩と小説』
森本隆子

第59号(1993年12月)
『続日本紀』「海行かば」歌謡の表現 宮岡薫
異類婚姻譚の中日比較―中国遼寧省の伝承をめぐって― 郭富光
木室卯雲作『話稿鹿の子餅』の笑い 冨田成美
国語科年間自主編成単元学習の試み(下)
   ―一九九二年度高校二年生「現代文」における実践―
大石征勝
〔書評〕福田晃著『南島説話の研究』 岩瀬博
〔書評〕元田與市著『雨月物語の探究』 山下久夫

第58号(1993年5月)
『日本霊異記』下巻第三十八縁に於ける
   景戒の観音悔過体験
中村史
本解「沈清クッ」と説経「松浦長者」(下) 金賛會
『貧人太平記』の創作意識 小原亨
森鴎外『青年』の構造 野村幸一郎
国語科年間自主編成単元学習の試み(上)
   ―一九九二年度高等学校二年生
          「現代文」における実践―
大石征勝
〔書評〕上田博著
   『昭和史の正宗白鳥――自由主義の水脈――』
中山和子

第57号(1992年12月)
『今昔物語集』天竺部仏伝説話の意味するもの
   ―法相宗三時教判との関係―
原田信之
源頼政の挙兵について 堀竹忠晃
本解「沈清クッ」と説経「松浦長者」(上) 金賛會
「にごりえ」試論―お力の「思ふ事」― 山本欣司
『一握の砂』を読む(三) 上田博
〔書評〕澤正宏著『西脇順三郎の詩と詩論』 藤本寿彦
〔書評〕坪内稔典著『正岡子規――創造の共同性』 金井景子

第56号(1992年5月)
諸国正月斎会と大安寺釈迦悔過をめぐる説話
   ―『日本霊異記』下巻第二十五縁・
       上巻第三十二縁を中心として―
中村史
能本〈次第〉考 味方健
幕末江戸歌舞伎興行の初日と千秋楽(一)
   ―中村座の部―
赤間亮
森鴎外「里芋の芽と不動の目」論 瀧本和成
故森本修教授追悼
思いこもごも―森本修蔵書のこと― 浅田隆
森本修教授のこと 真鍋昌弘
思い出すこと 田中文雅

第55号(1991年11月)
『砌花発句』について 奥田久輝
『大鏡』源氏繁栄の予言考 高橋照美
上田秋成の近江荒都歌論について 山下久夫
『小園』論―茂吉の歌集編纂意図― 安森敏隆
中野重治の詩「歌」―教材研究と授業― 田口道昭
〔書評〕森本茂著『大和物語の考証的研究』 中田武司

第54号(1991年5月)
『ある晴れた日に』私注―高見順〈南洋行〉(二)― 木村一信
『恋塚物語』論―御伽草子の方法― 小林美和
太山寺本『曽我物語』〈今の慈恩寺是なり〉攷
   ―仮名本の成立時期をめぐって―
村上美登志
『浜松中納言物語』唐后をめぐる中納言の言いつくろい考
 ―京の生活の人間関係と若君の処遇が意味するもの―
松浦あゆみ
記紀歌謡物語論序説 末次智
〔書評〕故本田義寿著『記紀万葉の伝承と芸能』 真下厚

第53号(1990年5月)
『大和物語』在中将諸段の構成
   ―第一六〇段~一六六段―
森本茂
『伏屋の物語』から『秋月物語』へ
   ―『住吉物語』との関わりを中心として―
真下美弥子
「かさね」の句成立考 小林孔
森鴎外「金毘羅」論 瀧本和成
芥川龍之介・習作期の検討―小説的表現の生成― 友田悦生

第52号(1989年5月)
心敬名所の句私抄 岡本彦一
長意吉麻呂応詔歌の讃歌性
   ―巻三・二三八番歌をめぐって―
真下厚
『おくのほそ道』考―「尿前の関」の典拠をめぐって― 小林孔
中野重治の啄木論 田口道昭
抵抗としての文学―福永武彦論(一)― 川島晃
『忘却の河』論―自己再生への試み― 廣川和子
〔書評〕山下久夫著『本居宣長と「自然」』 古相正美

第51号(1988年5月)
近世語の言語景観小見
   ―近畿・東海方言の地理的状況をめぐり―
彦坂佳宣
浜松中納言物語試注―「わうかくしやう」を起点として― 中西健治
『今昔物語集』天竺部の構成
   ―同文的同話をてがかりとして―
原田信之
芥川龍之介と芸術至上主義
   ―芸術的価値をめぐって―
吉岡由紀彦
志賀文学における大正五年の転換
   ―初期志賀直哉の性と文学(二)―
富澤成實
〔書評〕秋山公男著
   『漱石文学論考――後期作品の方法と構造――』
戸田民子
〔書評〕宮岡薫氏著『古代歌謡の構造』を読む 駒木敏
〔書評〕上田博著『石川啄木の文学』を読む 太田登