「論究日本文學」バックナンバー目次(第61~70号) 

第70号(1999年5月)

啄木の出現した場所 上田博
酔人出家・破戒譚の系譜(一)―酒が一番悪い― 三浦俊介
『壒嚢鈔』における知
   ―答えの逸脱と説話運用に見る政道論をめぐって―
小助川元太
梶井基次郎『檸檬』論―消費空間における身体― 村田裕和
国語表現・スピーチの実践報告―新聞記事を読んで― 美濃千鶴
〔書評〕彦坂佳宣氏著
   『尾張近辺を主とする近世期方言の研究』
日野資純
〔書評〕萬田務著『心の棲み家 昭和の作家群像』 野村幸一郎

第69号(1998年12月)
『有明の別れ』の笙の笛―女右大将の奇瑞の光と影― 松浦あゆみ
「大原野千句連歌記」について 中本大
『平家物語』の受容と変容
   ―『平家物語評判瑕類』を中心に―
堀竹忠晃
書簡文研究資料としての明治期往来物 小椋秀樹
高校二年生が読んだ「こころ」 九野里信夫
〔書評〕〈幻想〉と〈実証〉と
   ―安森敏隆著『斎藤茂吉短歌研究』―
平岡敏夫

第68号(1998年5月)
『異本義経記』の河越氏―義経兵法の系譜(一)― 山本淳
山本有三とキリスト教
   ―別居中の妻はなに宛た大正八年の書簡を中心に―
田邉匡
〈秀しげ子〉のためにⅡ―〈噂〉の女の足跡― 中田睦美
北原武夫の「ジャワ徴用」体験―薔薇を描くこと― 木村一信
声の歌の表現―奄美・沖縄の呪詞・歌謡から― 真下厚
〔書評〕中西健治著『平安末期物語攷』 安田真一
〔書評〕船登芳雄著『評伝室生犀星』 星野晃一

第67号(1997年12月)
『今昔物語集』における二諦説と往生話
   ―ことに南都成立疑問説に関して―
原田信之
『壒嚢鈔』の勧学性―素問を中心に― 小助川元太
『貧人太平記』の背景と特質 小原亨
横光利一『七階の運動』論
   ―「永遠の女性」を穿つ〈身体〉―
矢本浩司
中島敦「マリヤン」論―〈南洋島民〉の虚像と実像― 橋本正志
〔書評〕山﨑國紀著『鴎外の三男坊 森類の生涯』
            『鴎外 成熟の時代』
瀧本和成
〔書評〕國末泰平著『芥川龍之介の文学』 笠井秋生

第66号(1997年5月)
松嶋日記の絵 中西健治
蕪村の句法―「しほからし」を中心に― 岸本均
森鴎外「藤棚」論―秀麿の葛藤― 瀧本和成
谷崎潤一郎・観念と「型」―昭和初年代への展開― 磯田知子
高校二年生選択教科『基礎国語』における
   表現指導の試み
大野純子
〔書評〕槙野廣造著
   『古都千年物語―平安朝日誌 九八〇年代―』
磯村清隆
〔書評〕小林幸夫著『咄・雑談の伝承世界』 母利司朗

第65号(1996年12月)
『こころ』解釈をめぐる疑義―「差異化」という視点― 浅田隆
〈秀しげ子〉のためにⅠ―芥川龍之介との邂逅以前― 中田睦美
岡本かの子「金魚撩乱」成立考 外村彰
『異本義経記』の構成 山本淳
田辺福麻呂の行路死人歌―「見る」と「共感」 渡部亮一
〔書評〕宮岡薫著『古代歌謡の展開』 真下厚
〔書評〕瀧本和成著『森鴎外 現代小説の世界』 松村洋

第64号(1996年5月)
柏木の「身」意識について 神田洋
『平家物語』の受容と変容
   ―『平家物語評判秘伝抄』「伝」の部を中心として―
堀竹忠晃
『とはずがたり』構想論―夢の記録をめぐって― 藤井佐美
芥川龍之介「羅生門」論―老婆の勝利で終わる物語― 許南薫
九州地方の「見ロー」「起きロー」などの言い方について
   ―『口語法調査報告書』からの検討―
彦坂佳宣
〔書評〕中村史著『日本霊異記と唱導』 山口敦史

第63号(1996年1月)
『保元物語』幼息最期譚及び北の方入水譚の様相
   ―青墓長者一族の最期譚として―
山口泰子
芥川龍之介「地獄変」試論―大殿の運命― 田村修一
濱田隼雄『南方移民村』論 黄振原
放浪・自己語り・女性―近代女性文学と語る欲望(1)― 中川成美
「古典はおもしろい」―中学二年生の授業より― 九野里信夫
〔書評〕前芝憲一著『仮名草子――混沌の視角――』 常吉幸子
〔書評〕友田悦生著『初期芥川龍之介論』 清水康次

第62号(1995年5月)
大嘗祭〈本義〉考―陪膳采女の祝詞をめぐって― 中尾瑞樹
『大鏡』の構成
   ―列伝構成における太政大臣中心主義をめぐって―
高橋照美
真名本『曽我物語』北関東狩庭巡りの連纂意識
   ―二つの名誉譚をめぐって―
二本松康宏
三都役者評判記の成立とその背景
   ―和泉屋版「鑑もの」を中心に―
松澤正樹
図書館を利用した授業 西村誠一
〔書評〕上田博著『石川啄木 抒情と思想』 木股知史

第61号 立命館大学日本文学会40周年記念号(1995年3月)
立命館大学日本文学会の四十周年にあたって 彦坂佳宣
40周年記念大会講演録
小泉苳三先生の人と学問 和田繁二郎
清水泰先生の人と学問 森本茂
立命館大学日本文学専攻・日本文学会年表