「論究日本文學」バックナンバー目次(第71~80号) 

第80号(2004年5月)

小泉苳三 年譜 上田博
『延慶本平家物語』の考察
   ―第四・八「宇佐神官ガ娘後鳥羽殿ヘ被召事」を
       手がかりとして―
谷真琴
『鉢かづき』の恋
 ―御巫本との比較による御伽文庫本の読みと特徴(一)―
冨田成美
未来を想像する意味について
   ―末広鉄腸『雪中梅』と東洋学館をめぐって―
大西仁
〔講演〕文学を教えるということ 大河原忠蔵
〔報告〕「日本語を学ぶこと」の意味
   ―中国の大学における日本語教育の現場から―
橋本正志
〔書評〕坪内稔典著『俳人漱石』 
   「ぽぽのあたり」はどのあたり
浅田隆
〔書評〕田村修一著
 『芥川龍之介 青春の軌跡――イゴイズムをはなれた愛――』
矢本浩司

第79号(2003年12月)
安田満の〈ジャワ〉―「歌姫アユム」を視点として― 木村一信
贈答歌への一視点
   ―天智天皇と鏡王女の贈答歌をめぐって―
小田芳寿
備中国における玄賓終焉地伝説 原田信之
張赫宙と著作年譜 任時正
〔書評〕『和田周三全歌集』について 水野洋
〔書評〕謝建明著『ミューズの抵抗――芸術における抵抗精神』 楠井清文

第78号(2003年5月)
ある幕末庶民の米欧体験―『広八日記』の世界とことば― 彦坂佳宣
『平家物語』成立の論理 小林美和
正宗白鳥『落日』の光景―転機としての明治四二年秋― 伊藤典文
大江健三郎と魯迅―『取り替え子』と『薬』をめぐって― 霍士富
京都橘高校の授業改革のとりくみ 前芝憲一
〔書評〕野村幸一郎著
 『森鴎外の歴史意識とその問題圏――近代的主体の構造――』
辻本千鶴
〔書評〕外村彰著『近江の詩人 井上多喜三郎』 河野仁昭

第77号故松前健先生追悼号(2002年12月)
森鴎外「空車」考 瀧本和成
『みだれ髪』の性愛表現―与謝野晶子『みだれ髪』を読む― 田口道昭
『有明の別れ』における出生の秘密
   ―作品後半の構造と〝男主人公〟―
松浦あゆみ
関東地方における当為表現
   ―史的変化・分布からの一考察―
湯浅彩央
追悼 松前健先生
松前健先生をしのんで 福田晃
松前健先生回想 真下厚
松前健先生を思い出そう 三浦俊介
おもひで 龍野暁啓

第76号(2002年5月)
滑稽の論理と笑いの喪失
   ―滑稽趣味としての『吾輩は猫である』―
中村研示
「義仲論」(芥川龍之介)試論
   ―高山樗牛、山路愛山との関連から―
堀竹忠晃
谷川俊太郎の詩世界 田原
わが如きもの、わが如くして過ぬべき
   ―近代女性文学と語る欲望(2)・樋口一葉―
中川成美
表現活動を中心にした高校一年生(現代国語)の授業 九野里信夫
〔書評〕上田博著『石川啄木歌集全歌鑑賞』 小川武敏
〔新刊紹介〕橋本二三男著
   『吹き来る風に フーミンの詩的履歴書』
〔新刊紹介〕国際啄木学会編『石川啄木事典』
〔新刊紹介〕安森敏隆著『介護・男のうた365日』

第75号(2001年12月)
田辺福麻呂の「八島国」―万葉歌を作ること― 渡部亮一
『峯相記』諸本とその受容 各務健司
『花の縁物語』の作中歌―恋の表象とそのはたらき― 冨田成美
狂言絵尽『仮名手本忠臣蔵』の成立 齊藤千恵
山本周五郎と藤沢周平の世界
   ―武家もの・下町もの作家の系譜―
田邉匡
〔報告〕『外村繁書誌稿』補遺(一)
   ―書目・著述年表(『友愛』誌ほか)篇―
外村彰

第74号(2001年5月)
田中恭吉と萩原朔太郎―詩画集としての『月に吠える』― 木股知史
秋成『豫之也安志夜』の古代幻視
   ―「在五中将物語」の視点―
山下久夫
「七賢図」という「画題」 中本大
短歌教材―理解・共感そして表現へ― 大石征勝
国語の授業実践報告 三重野由加
〔書評〕上田博著『与謝野寛・晶子 心の遠景』
   鉄幹を楽しむ一冊
三枝昻之
〔新刊紹介〕上田博・小倉真理子共著
   『和歌文学大系27 別離/一路』
木股知史

第73号(2000年12月)
声の歌の生態―奄美島歌の生成― 真下厚
『大鏡』の兼家像をめぐって 高橋照美
『覚鑁聖人伝法会談義打聞集』相伝をめぐる筆録の方法 藤井佐美
高橋和巳『堕落』論―混血と〈捨子〉をめぐって― 東口昌央
頼和小説における〈日本警察〉―「秤」を中心にして― 謝建明
〔書評〕上田博著『石川啄木 時代閉塞状況と「人間」』 田口道昭

第72号(2000年5月)
西部日本における原因・理由表現の分布と歴史
   ―『方言文法全国地図』の解釈―
彦坂佳宣
酔人出家・破戒譚の系譜(二)―酒が一番悪い― 三浦俊介
大谷繞石の俳句観―西洋からの示唆― 日野雅之
武田泰淳『審判』論―人間の自覚を求める心― 白蓉
盲学校における国語の授業―絵本と視覚障害― 黒田真智子
〔書評〕味方健著『能の理念と作品』 宮本圭造
〔新刊紹介〕上田博・瀧本和成編『明治文芸館』Ⅳ
―20世紀初頭の文学「明星」創刊とその時代―
田邉匡
〔新刊紹介〕中川成美・長谷川啓編『高橋たか子の風景』 村田裕子

第71号 故和田繁二郎先生追悼特集(1999年12月)
追悼 和田繁二郎先生
弔辞 白川静
歌人としての和田博士 岡本彦一
恩師和田繁二郎先生 芦谷信和
宇和島行 上田博
晩学の光芒 北野昭彦
斧文山房のこと 國末泰平
和田先生との「出会い」を重ねて 橋本二三男
和田繁二郎先生追悼 真下厚
沙羅の花と鱧の思い出 森﨑光子
繁二郎先生そして周三先生 安森敏隆
和田先生を憶う 山﨑國紀
寛政六年度の江戸歌舞伎興行記録―写楽の活動を探る― 赤間亮
『二葉集』出典考―編集過程の一端をたどる― 松澤正樹
芥川龍之介「鼻」論―コミュニケートの願い― 田村修一
〔書評〕安森敏隆著『風呂で詠む 短歌入門』 山広実美
〔書評〕中川成美著
   『語りかける記憶―文学とジェンダー・スタディーズ』
中村三春
〔新刊紹介〕村上美登志校注『太山寺本曽我物語』 中本大
〔新刊紹介〕木股知史編著『吉本ばなな イエローページ』 瀧本和成