「論究日本文學」バックナンバー目次(第91~95号) 

第95号(2011年12月)

江戸後期浮世絵の共作見立揃物
   ―「東海道五十三対」の意義をめぐって―
赤間亮
大堰での食事―『源氏物語』薄雲巻における― 荻田みどり
『源氏物語』における〈絵を描くこと〉の力
   ―絵合巻を中心に―
小川千文
狭衣物語巻四飛鳥井女君詠二首における異文
   ―諸本間の異同と本文の解釈―
須藤圭
目取真俊の台湾表象
   ―「魚群記」「マーの見た空」をめぐって―
山原公秋
〔書評〕中西健治編著
      『源氏物語忍草の研究 本文・校異編 論考編』
      『同 自立語索引編』
原豊二
〔新刊紹介〕
  「草創期のメディアに生きて 山田美妙没後100年」展
  編集委員編『日本近代文学館特別展
  「草創期のメディアに生きて 山田美妙没後100年」展図録』
武田悠希
『源氏物語』の「さうざうし」 川口敦子

第94号(2011年5月)
後水尾院と寛文年間の五山文壇
  ―「詩仙色紙」・「列仙伝団扇」そして「湖山十境色紙」―
中本大
愚痴から心境へ―近松秋江と久米正雄をめぐって― 矢口貢大
織田作之助「アド・バルーン」論―十吉の語りと「惜愛」― 樋口彩乃
宮沢賢治「銀河鉄道の夜」の視覚性―アニメ版との比較から― 禧美智章
〔新刊紹介〕南丹市立文化博物館編
   『南丹市立文化博物館蔵 小出文庫和書目録』
須藤圭
〔新刊紹介〕坪内稔典著『正岡子規の〈楽しむ力〉』 田村修一
〔新刊紹介〕木村一信・竹松良明 編・解題
   『南方徴用作家叢書〔ビルマ篇〕』
楠井清文

第93号(2010年12月)
平安時代物語に稀有な語
   ―「さへづる」・「追い払ふ」・「蹴る」など―
中西健治
狭衣物語「よそなから」歌の詠者
   ―承応三年版本の解釈をめぐって―
須藤圭
「死活杖祭」の変遷―近世期の資料を中心に― 山本淳
八代目市川団十郎の死と忠臣蔵
   ―切腹の噂の流布と享受―
倉橋正恵
ローカル・カラー、生命、公衆
   ―「生の芸術」論争と石井柏亭―
村田裕和
国語を教える―十年一貫校における実践のために― 東口昌央
「読書」すること・「読解」すること
   ―「セメント樽の中の手紙」を通して―
八原加奈
〔書評〕福田晃『神語りの誕生 折口学の深化をめざす』 真下厚
〔書評〕坪内稔典編『現代俳句入門』 安森敏隆
〔書評〕外村彰著『念ふ鳥 詩人高祖保』 木田隆文
〔書評〕山本欣司著『樋口一葉 豊饒なる世界へ』 山口直孝
〔書評〕木村一信・崔在喆編『韓流百年の日本語文学』 中根隆行
〔新刊紹介〕松本孝三・花部英雄編
   『語りの講座 昔話への誘い』
黄地百合子
『夜の寝覚』論―女一の宮の人物像― 両坂昭彦

第92号(2010年5月)
立命館大学蔵山田美妙旧蔵書
   および美妙書入本『此ぬし』について
福井辰彦
未來社と山田耕作―詩と音楽の交流― 荻野純哉
遠藤周作『深い河』論―「混沌」の女性/インド― 泉谷瞬
歌舞伎・清玄桜姫ものにみる「袖」のはたらき 松葉涼子
スサノヲと祇園社祭神
   ―『備後国風土記』逸文に端を発して―
鈴木耕太郎
『夜の寝覚』表現攷―「心づくし」と「夜な夜な」― 岸本悠子
〔書評〕中川成美著『モダニティの想像力――文学と視覚性』 井口時男
〔書評〕小助川元太著『行誉編『壒嚢鈔』の研究』 鈴木元
〔書評〕二本松康宏著『曽我物語の基層と風土』 小井土守敏
〔新刊紹介〕立命館大学中古文学研究会編
   『平安文学研究・衣笠編』について
中西健治
〔新刊紹介〕木田隆文・田村修一・外村彰・橋本正志 共編
   『ひたむきな人々―近代小説の情熱家たち―』
三上聡太

第91号(2009年12月)
東海・東山地方における意志・推量表現の交渉と分化 彦坂佳宣
能本《求塚》の作書者 味方健
中島敦の漢詩―〈家学〉の衰頽と〈不遇意識〉のかたち― 橋本正志
「労働の価値」が意味するもの
   ―徳永直の転向作品と生産文学―
和田崇
〔書評〕芦谷信和著『国木田独歩の文学圏』 北野昭彦
〔書評〕松本孝三著『民間説話〈伝承〉の研究』 小林幸夫
〔書評〕中村史著『三宝絵本生譚の原型と展開』 平岡聡
〔書評〕藤井佐美著
   『真言系唱導説話の研究
     ―付・翻刻 仁和寺所蔵『真言宗打聞集』』
近本謙介
長崎県佐世保市宇久方言におけるゴト表現 門屋飛央
『破戒』論―空間から読みとる「差別」について― 宮岸洋輔