「論究日本文學」バックナンバー目次(第11~20号) 

第20号(1963年3月)

夜半の寝覚巻二後半部に於ける主要脱文箇所について 鈴木弘道
「花桜折る少将」と狭衣物語との交渉 土岐武治
大和申楽の芸質(下) 味方健
現代短歌におけるオノマトペ補説 小嶋孝三郎
〔資料紹介〕詞乃多図記について 建部一男

第19号(1962年11月)
「もの」を前項とする連語の検討―中古語の場合― 東辻保和
大阪府泉北地方に伝わる「こをどり」中の「御山踊」小考 真鍋昌弘
正宗白鳥論―虚無思想の背景― 赤井之明
古典の学習構造(その一)
   ―受容と再生についての序説―
水田潤
〔書評〕井上宗雄著「中世歌壇史の研究 室町前期」 岡本彦一

第18号(1962年6月)
「日記物語」と随筆 大橋清秀
寝覚研究の意義とその現況 鈴木弘道
宮沢賢治の童話―その創作動機と成立過程について― 萬田務
古典単元の定位と構成 水田潤
〔研究随想〕知らなそうだ 小嶋孝三郎
〔書評〕芳賀綏氏の「日本文法教室」を読む 長田久男

第17号(1962年3月)
朝顔斎院 森本茂
「浮雲」小論―人物形象の分析― 山﨑國紀
国木田独歩の気質的側面 芦谷信和
宣長等の短歌注釈における語法的考慮
   ―「久方の光のどけき……」の歌をめぐって―
建部一男
〔書評〕久米常民著「万葉集の誦詠歌」 本田義寿

第16号(1961年12月)
連歌と万葉集との関係―万葉的発想についての調査― 岡本彦一
万葉集における「黄葉」
   ―二一八八―二一八九の解釈をめぐって
本田義寿
「好色一代男」の一考察―西鶴とその妻をめぐって― 水口達彦
太宰治試論―イカルス的性格形成の深層性をめぐって― 佐々木啓一
〔研究余録〕鴎外「舞姫」論拾遺 和田繁二郎
〔書評〕中村幸彦氏「近世小説史の研究」 村田穆

第15号(1961年9月)
須藤南翠の「雛黄鸝」 和田繁二郎
堤中納言物語「このついで」の典拠について 土岐武治
大和申楽の芸質(中) 味方健
「むつかしい」と「むずかしい」と
   ―語形確定をめぐって―
東辻保和
〔書評〕土橋寛著「古代歌謡論」 黒住嘉輝

第14号(1961年3月)
近松と観客 村田穆
大和申楽の芸質(上) 味方健
透谷私論 白井伸昂
発話 長田久男
一茶の写声語に関する考察(二) 小嶋孝三郎
古典単元の設定の視点 水田潤
〔書評〕国崎望久太郎著「啄木論序説」 相楽俊暁

第13号(1960年11月)
宣長歌論の成立 国崎望久太郎
坪内逍遙における文学意識と啓蒙意識の相剋 和田繁二郎
花桜折る少將の題名続考 土岐武治
宮河歌合三十二番について 宮田てい
連歌付合の意識 岡本彦一
万葉集における「見ゆ」の対象 建部一男
〔書評〕清水泰先生の近著「日本文学論考」について 鈴木弘道

第12号(1960年6月)
真淵歌論の近世的性格 国崎望久太郎
狭衣物語冒頭の一節について 土岐武治
芥川龍之介のキリスト教観(三)
   ―晩年の作品を中心にして―
佐々木啓一
「ものす」考 東辻保和
文学教育の条件 水田潤
〔研究随想〕蛙鳴 小嶋孝三郎
〔書評〕国崎望久太郎著「近代短歌史研究」 田中順二
〔書評〕鈴木弘道氏著「平安末期物語の研究」 大橋清秀
〔書評〕堺光一君の「上田秋成」をめぐる饒舌 村田穆

第11号 清水泰先生退職記念特集(1959年9月)
発刊のことば 和田繁二郎
清水泰先生略歴並著書
「惨風悲雨世路日記」試論 和田繁二郎
仮名草子瑣言 村田穆
平仲物語の構成 森本茂
堤中納言物語の研究史的考察
   ―富士谷御杖の研究について―
土岐武治
寝覚・浜松・更級の歌に関する考察 鈴木弘道
能本にあらわれた「ものづくし」について
   ―能の主題と機智性の問題の一考察―
味方健
心敬における文芸的態度 岡本彦一
春雨物語「血かたびら」と日本書紀 堺光一
雨の文学―樋口一葉考― 塚田満江
「縮図」について 佐田美子
かげろふの日記の副詞に関する一考察 柿谷雄三
古典解釈のための助詞の整理 長田久男
初版「赤光」における茂吉の一用語 小嶋孝三郎
昭和俳句と万葉集 松井利彦
和泉式部縁起について 大橋清秀
〔翻刻〕和泉式部縁起 大橋清秀
〔研究余録〕芥川龍之介の別名 森本修
〔随想〕清水泰先生につながる思い出 佐々木曠一
〔随想〕サンボウカン 大上敬義
〔随想〕清水先生の思い出 滝典通
〔随想〕清水泰先生のこと 妹尾権
〔随想〕ひぐらしのこえ 大伴寿男