「論究日本文學」バックナンバー目次(第31~40号) 

第40号(1977年5月)

「忘れえぬ人々」の原像とその独歩の方法 北野昭彦
「雲は天才である」論 上田博
「恨の介」の位相 山下久夫
谷口善太郎年譜 加藤則夫

第39号(1976年3月)
寓話的政治小説試論―「情海波瀾」と「自由廼錦袍」― 和田繁二郎
延慶本平家物語における文覚・六代説話の形成 小林美和
〔国語教育ゼミナール報告〕
   教材と学習者とをどうかかわらせるか
建部一男
〔研究余録〕西欧における日本文学研究の現状について
   ―方法論を中心として―
鷹津義彦
〔書評〕北野昭彦著『国木田独歩の文学』 山田博光

第38号(1974年12月)
新体詩の歌唱性について―藤村と晩翠との場合― 鷹津義彦
国木田独歩『富岡先生』の人物造型および発想の根底
   ―伝記と虚構化の開きをめぐって―
北野昭彦
太田牛一『信長公記』における信長像 小林慧子
景戒の出自とその背景 丸山顯德
〔夏季日本文学談話会報告〕
   テーマ 教材と学習者とをどうかかわらせるか
建部一男
〔書評〕岡本彦一著『心敬の世界』 両角倉一
〔書評〕真鍋昌弘著『田植草紙歌謡全考注』 田中瑩一

第37号(1974年3月)
「痛カ(忄+可)怜」小考 本田義寿
新古今的発想の一類型―藤原定家の歌一首― 奥田久輝
「好色五人女」の内題について―巻一・巻五を中心として― 林昌治
安部公房小論―『砂の女』と「現代の神話」について― 曾木明
〔書評〕水田潤著『西鶴論序説』 野田寿雄
〔書評〕森本茂著『伊勢物語全釈』 中田武司

第36号(1973年3月)
創作行為と批評行為
   ―あるいは主体と対象の論理構造序説―
安森敏隆
芥川龍之介―下意識に関する試論― 國末泰平
西鶴「諸国はなし」の近世的性格 水田潤
舒明天皇歌論 田中文雅
〔書評〕故小島孝三郎著『現代文学とオノマトペ』の紹介 長田久男

第35号(1969年4月)
白痴讃美のロマンチシズムと国木田独歩の『春の鳥』 北野昭彦
横光利一論
   ―新心理主義への変転と相対的人間観の諸問題―
山崎国紀
〔国語教育ゼミナール・提起Ⅰ〕
   中学校の教科書では文の成分をどう扱っているか
宮岡薫
〔国語教育ゼミナール・提起Ⅱ〕
   中学校の教科書では文語文法をどう扱っているか
平田利晴
〔書評〕佐々木啓一「椎名麟三の文学」 辻橋三郎

第34号(1968年11月)
枕冊子「小若君」考 大橋清秀
葉山嘉樹小論―「海に生くる人々」に現われた
   葉山の内面的論理について―
浅田隆
萩原朔太郎詩の詩法(下)
   ―『青猫』から『氷島』への推移を辿って―
平田利晴
田植草紙全考注(朝哥の部)―その三― 真鍋昌弘
〔書評〕塚田満江著「誤解と偏見――樋口一葉の文学――」 芦谷信和

第33号(1968年5月)
「好色一代女」臆断 穆山人
いきの発生する場―春水人情本のいきの考察の内― 小高恭
萩原朔太郎詩の詩法(上)
   ―『青猫』から『氷島』への推移を辿って―
平田利晴
『深夜の酒宴』論―愛憎の原点を求めて― 佐々木啓一
田植草紙全考注(朝哥の部)―その二― 真鍋昌弘
〔書評〕田中日佐夫著『二上山』 田中文雅

第32号(1968年2月)
文章の見方 長田久男
宮沢賢治と宗教―主として初期の言動を通して― 萬田務
芭蕉発句素人解―『野ざらし紀行』の巻其の一― 穆山人
〔研究随想〕<蛙> 小嶋孝三郎
田植草紙全考注(朝哥の部)―その一― 真鍋昌弘
〔書評〕渡辺昭五著『歌垣の民俗学的研究』 宮岡薫

第31号(1967年10月)
伊勢物語「筒井つの段」の構成―伝承性を中心に― 森本茂
国木田独歩におけるツルゲーネフの影響 芦谷信和
国木田独歩『非凡なる凡人』の系譜 北野昭彦
芥川龍之介「舞踏会」―鑑賞指導にそなえて― 森本修
〔資料紹介〕高村光太郎の未発表書簡 安藤勝志
〔書評〕伊地知鉄男著 連歌の世界「日本歴史叢書15」 岡本彦一