「論究日本文學」バックナンバー目次(第41~50号) 

第50号(1987年5月)

五十号刊行にあたって 福田晃
『湘煙日記』試論 和田繁二郎
祭り比べ―『たけくらべ』再考Ⅰ― 塚田満江
無名草子の物語評(二) 伴利昭
神と罪の物語―「吉備津の釜」― 元田與市
作家芥川誕生の基礎的与件
   ―自己像および世界像の性格をめぐって―
友田悦生
『山の音』論―その「愛」の様相― 辻本千鶴
話しことば領域の形態分類
 ―リンドネルから西尾実にいたる影響関係をとおして―
安直哉
〔書評〕塚田満江著『半井桃水研究 全』 芦谷信和
〔書評〕小林美和著『平家物語生成論』 美濃部重克

第49号(1986年5月)
真名本曽我物語の語り物的性格
   ―巻八「祐経を射んとせし事」を中心に―
福田晃
安楽寺本系北野天神縁起の性格 小仲透
「菊花の約」考―末段と主題― 元田與市
『三四郎』小考―「迷羊」の意味― 山下伸仁
「言語感覚」を養う国語科教育の目標とその指導 福知正温
〔書評〕松前健著『大和国家と神話伝承』 宮岡薫
〔書評〕堀竹忠晃著『平家物語論序説』 佐伯真一

第48号(1985年5月)
金子春夢の小説(一)―「革羽織」まで― 芦谷信和
『夢幻』考―『九雲夢』との比較― 塚田満江
『是楽物語』の構造 前芝憲一
浜松中納言物語巻五末尾攷 中西健治
〔書評〕福田晃著『神道集説話の成立』 美濃部重克
〔書評〕長田久男著『国語連文論』 佐藤虎男

第47号(1984年5月)
啄木「葬列」論―詩から小説へ― 上田博
芥川龍之介と戯曲―「青年と死と」を中心に― 森崎光子
『仁勢物語』の位相 小原亨
「思はぬ方にとまりする少将」小考―短編物語の手法― 野村倫子
万葉行旅長歌の呪祝表現―意志的表現と妹の表象― 増田茂恭
〔書評〕中西健治著『浜松中納言物語の研究』 伴利昭

第46号(1983年5月)
アキヅノとアキヅシマ(記紀・雄略)覚書 本田義寿
芥川龍之介「上海游記」―里見病院のことなど― 戸田民子
『立花口伝大事』にみえる道誉の幽玄
   ―世阿弥伝書との比較より―
小山美智子
浮舟入水の脇役たち
   ―「東屋」から「浮舟」へ構想の変化を追って―
野村倫子
〔書評〕芦谷信和著『国木田独歩――比較文学的研究――』 北野昭彦
〔書評〕平田利晴著『萩原朔太郎の文学』を読む 佐藤房儀

第45号(1982年5月)
神道集「上野国児持山之事」の源流(続) 福田晃
『神道集』と神道思想 榎本純一
物語としての『蜻蛉日記』―享受側の意識をふまえて― 磯村清隆
深沢七郎論序―「楢山節考」の受動的性格の意味― 平田利晴
〔書評〕水田潤著『仮名草子の世界――未分化の系譜――』 菊池真一

第44号(1981年5月)
英雄譚の世界的範型と日本文学 松前健
「狭衣物語」から室町時代物語「さごろも」へ
   ―その改作方法について―
真島美弥子
一類本平治物語の成立―「平治記」とその作者― 山本清
夏目漱石小論―『野分』成立とその周辺― 戸田民子
〔書評〕佐々木啓一著『椎名麟三の研究』上・下 垣田時也

第43号(1980年5月)
『彼岸過迄』の方法(二)
   ―読者本位と作者本位の共存―
秋山公男
『信長公記』の叙述について 小林慧子
『ねごと草』の近世的構造 小原亨
乃木殉死をめぐる文学―鴎外・漱石たち― 小瀬千恵子
〔書評〕福田晃編『沖縄地方の民間文芸』 野村純一

第42号(1979年5月)
長嘯室本『落窪物語』について 伴利昭
『撰集抄』説話の特質―歌の功徳をめぐって― 松本孝三
啄木における表現の獲得
   ―明治三十五年秋の出郷をめぐって―
木股知史
室生犀星における小説の方法
   ―初期三部作から「市井鬼」物への展開を追って―
船登芳雄
〔書評〕浅田隆著
   『葉山嘉樹論―「海に生くる人々」をめぐって―』
浦西和彦

第41号(1978年5月)
「うらみのすけ」の文芸構造 水田潤
人麻呂歌集巻向歌群の再検討―歌の発想を中心として― 真下厚
夏目漱石と狩野亨吉 戸田民子
朔太郎・『青猫』序説―前半期にみられる産出主体の位相― 平田利晴
〔書評〕稲田浩二・大島建彦・川端豊彦・福田晃・三原幸久編
   『日本昔話事典』
岩瀬博